ご意見ありがとうございます。
これまでに寄せられたユーザーの皆さまのご要望・議論をふまえ、
総合的に検討した結果、以下のような仕様が適切ではないかと考えております。
ロックダウン機能とアカウント制の導入について、
現時点での案を以下にまとめました。
なお、本仕様はあくまで検討中の内容であり、確定ではありません。
今後、皆さまのご意見をいただきながら、柔軟に見直しを行っていく予定です。
仕様の背景と基本的な考え方
当サービスは、誰でも自由に投稿できることを基本としています。
そのため、アカウントを持つ人だけが投稿できるような恒久的な仕組みは設けない方針です。
ただし、大規模な荒らし行為が発生した場合に備え、
投稿を一時的に制限できる「ロックダウン」機能の導入により、緊急時の対応を可能にしたいと考えています。
仕様内容(ロックダウンとアカウント制)
ロックダウンは、管理者用のコントロールパネルからON/OFFを切り替えることができます。
ロックダウンがONになると、投稿・編集できるのは
「管理者」「サブ・パスワード保持者」「あらかじめ許可されたアカウント」に限定されます。閲覧はロックダウン中も制限されず、これまで通り誰でも可能です。
投稿できるアカウントは申請制とし、
管理者やサブ・パスワード保持者が申請内容を確認し、許可した場合のみ使用可能とします(ホワイトリスト方式)。申請時には、IPアドレス・Cookie・ブラウザ情報(User-Agentなど)もあわせて送信され、
過去の投稿と照らし合わせて、荒らし等の問題がないかを確認するために使用されます。
※ロックダウン後にアカウントを作成した場合でも、過去の投稿と紐づけて判断できるようにするための仕組みです。アカウント名は投稿ログ(diff_log)には表示されず、匿名性はこれまで通り維持されます。
※ただし、管理者用のコントロールパネルではアカウント名を確認できます。万が一、許可されたアカウントが不正な投稿を行った場合は、
そのアカウントをホワイトリストから削除することで対応します。
アカウント機能の設計について
現在、WIKIWIKIには一般ユーザー向けのアカウント機能は存在していません。
そのため、アカウント制を導入する場合は、新たな設計が必要となります。
一方、多くのユーザーがすでにzawazawaアカウントを利用しており、
別々のアカウントを併用する形にすると、ユーザー・運営の双方に管理負担が生じる可能性があります。
今後、WIKIWIKIとzawazawaは運用基盤の統合を予定しているため、
zawazawaアカウントをWIKIWIKI共通アカウントとして再利用する方向も検討中です。
仕様案についてのご確認
この仕様は、ユーザーの皆さまのご意見やこれまでの議論をもとに、運営として整理・検討中の内容です。
あくまで確定したものではなく、今後の調整にあたってもユーザーの皆さまのご意見を参考にしていきます。
この仕様については、引き続きユーザー同士で自由に議論・意見交換を行っていただければと思います。
ロックダウン機能に関して投稿・編集を制限できるとのことですが、これにはコメントの書き込みも含まれるのでしょうか?
一括で制限するのではなく、zawazawaのようにwiki編集とコメント投稿の制限を個別に設定できたほうが利便性が高く需要に合うと思います。
ロックダウン機能において編集とコメント投稿の制限を個別にできた方が良いという理由に関して書きます。
経験上、wiki利用者は閲覧のみのユーザーが一番多く、ついでコメントを投稿するユーザー、そして一番少ないのが編集に参加するユーザーのように思われます。提案されているロックダウンの仕様は閲覧のみのユーザーには影響がありせんし、編集に参加する熱心なユーザーにも抵抗感は少ないと思います。
しかし、中間層であるコメントを投稿するユーザーは匿名の場でやり取りを好んでいる傾向があり、アカウントを作成してまで利用し続けようとするユーザーは少数派です。
編集・解説がwikiの大きな役割であることは間違いありませんが、コメントによるユーザー間の交流も人気のコンテンツである事もまた事実です。コメントページのビューの多さからコメントのやり取りを見るために定期的に訪れている閲覧のみのユーザーもかなりの割合存在します。そのためロックダウンで一括して制限をかけた場合、wiki利用者の大部分にとってサービスとしての価値が失われた状態になります。
編集やコメント書き込みなど個別に制限を設定できるというのは選択肢の多さであり、個別設定できないよりも柔軟性があり利便性が高いのは明らかな事実です。
そもそもロックダウン機能は果たして荒らし行為に対して有効な対策なのか?という疑問も主張の根底に存在します。仮に荒らし行為が原因で一括のロックダウンを実施したとして、先述の通り多くのユーザーにとっては利用価値が大きく損なわれた状態にるわけであり、それこそが荒らしの思う壺ではないでしょうか?
仮に編集のみのロックダウンならば大半のユーザーに取って影響はありません。しかし、コメントのようなコミュニケーション部分はロックダウン機能との相性が極端に悪く、どちらかといえばミュート機能やシャドウバン、ユーザーが個別に設定できるNGワードなどより適した手段が存在するように思います。
賛成します。(Wikiとは本来そういうものです)
反対します。「利便性が高く」とありますが、何の利便性が向上するのでしょうか。
これをやると、編集は身内のみ可、ゲストユーザーはコメント投稿のみ可という閉鎖的なWikiが実現できてしまいます。
この機能(ロックダウン)は、閉鎖的なWikiの実現を目的とするものではなく、
あくまで大規模荒らしに対応するための(一時的な)機能であるべきです。
追記:
ホワイトリスト方式自体に反対はしませんが、
アカウントを申請すると自動でホワイトリストに登録されるようにした方が、
ユーザーの編集参加に対する敷居が低くなり、
閉鎖的なWikiを作ろうとする管理者の恣意的な運用も避けられるのではと思います。
運営が仰るように、
万が一、許可されたアカウントが不正な投稿を行った場合は、
そのアカウントをホワイトリストから削除することで対処すればよいので。
(リスト削除後に、同じID者の再登録をブロックできる機能がないとダメかな?)
追追記:
ホワイトリストの自動登録については反対意見が多いようですね。
運営自体が否定的な見解をお持ちなので、実現性は低いように思いますし、
別にそれでも構わないのですが、
一つ気になるのが「複数のメルアドで複数のアカウントが持てる」と考えている方が多いということです。
そんなザルのようなシステムなら、自動だろうと手動だろうとホワイトリスト方式自体に賛成できかねます。
「同じID者の再登録をブロックできる機能がないとダメかな?」と書きましたが、
ホワイトリストの(自動)登録には、
同一人物が別のアカウントを持とうとする行為を(自動で)BANできる機能が欠かせないように思います。
素人考えでは可能だと思うのですが、
仮に難しいということであれば、ホワイトリストの自動登録は難しいということになるでしょうし、
容易に複数アカウントが持てるシステムということなら、自動・手動以前の問題でしょう。
手動登録の場合は、上に書いたように、身内以外の申請を全て不許可にすることで、
閉鎖的なWikiを作ろうとする管理者に恣意的に運用される可能性があるため、
諸手を挙げての賛成はできないというのが正直な感想です。
ご提案頂いた内容に概ね賛成します。アカウント機能については、現状のzawazawaアカウントと統合・再利用されるような形だと非常に分かりやすく、管理もしやすいのではないかと思います。
>> 23さんの仰っているコメントと編集のロックダウン分離については私も反対します。実際、荒らし行為が発生した際、どちらかのみを規制してももう一方で荒らし行為が継続するケースもあり、わざわざ分離するメリットはないかと思います。