AMの『キレムサ』は巡礼小説、とわたしは以前にも言ってた。『タナトノート』はそんなに教養的ではない、通俗娯楽小説。
『キレムサ』のキャラクターは大半がその『タナトノート』からの命名なんだけど。「巡礼」というのは……キレムサの主人公のリュサンデールの旅の間に出会う人々はみんな、リュサンデールの心の学び、それも道徳的な修練のためになるような、教養的な人物ばかりが出てくる。ストーリーを締めくくるのはエリニュス。
リュサンデールのために何の足しにもならないのはロマンシアくらい。ロマンシアはろくでなし。
だからメインテーマとしては、リュサンデールの物語という体裁を取って「キューブ世界」のコンセプトを説明するためのノベルで、裏テーマは、ロマンシア生きてたんか……という話をした。
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