naut→note
『スターダンス』の頃にヴェルベールの『タナトノート』はインスパイア元としてあったとして、まず、AMのタナトノートは「死界飛行士」のような意味からは離れている気もする。
『スターダンス』にタナトノートの語がチラッとだけ混じっているのは、ゲーム中のマーラーワットにある。
教会の斡旋するタナトノートとは別の流派を辿る宗教寺院。歴史は教会よりも古い。
斡旋している……というのは何かの専門技術者を指しているようで、ここのタナトノートはやはり死者の世界に参入する人間のことだろう。タナティアの「教会」はチベット仏教の僧院のようなイメージか、当時のステファニアはその見習いタナトノートのように想像もできそう。
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マーラーワットはタナティアの教会より古い歴史があるが、タナティアの教会はたぶん千年くらいの歴史がある。ゲーム中で明言されないがタナティアにその宗派を興したのはたぶんヨーガだ。
マーラーがそれほど長生きしているとは、ここでは言っていない。古い歴史のある寺院を最近乗っ取って新たに自分の名前を付けたのかもしれない。
タナトノートのノートは元々、アストロノートのような「naut」だが、AMでは途中から「note」になっているかと思う。GGDのタナトが本を抱いているのは、時間文書とならぶ二大文書というから書物の名前。このときには「デスノート」のような連想が加わってそっちが以後のAM世界の主流になっただろう。
タナトノート術士
『キレムサ』でロマンシアがヴィランを「それでこそタナトノート術士だ」と言っているときは、解釈が微妙だ。ヴィランの修行に何させているのか、ヴィランはどこまで進んでいるのかという興味もある。
いや、ヴェルベールの『タナトノート』の意味では「タナトノート術」とは言っても「タナトノート術士」という呼び方はしない。タナトノート術に通じる者はすなわち「タナトノート」だ。
『キレムサ』のタナトノートはやはり、すでに『死者の書』の意味になっているようだ。それに書かれている術が聖天使に流伝しているらしい。
かつて、料理をする人を料理人と呼び、その術を料理人術と呼んだ。『料理人術』という著作が世に知られると、その書を学んで実践する者たちを料理人術者と呼んだ、のような経緯。