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ストーリー・オブ・スペシャリスト作業所 / 8

11 コメント
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katka_yg 2026/03/14 (土) 00:01:37 修正

妖精Who's Who

こないだこの話をしたけど、たまに読み返してみるのも悪くない。このさいリストしてみようか。

Acheron Archives
katka_yg 2026/02/22 (日) 16:31:25 修正 >> 31

余談だが井村君江せんせいのその独特な訳(血なし少年)はいっときの使用で、2000年頃にはもう別の訳(暖かい血の流れていない少年、すなわち死んだ少年のこと)か、コールドラッド・オブ・ヒルトンとカタカナを採用しているので当時の引用元がどの本かもおおよそ特定できる。とくにそのする意味はないけど。研究者がすでに廃止した訳語が後にも余所に引用されて生き残っている例のように思えてすこし面白かった。AM作品にジルが登場しなくなったので今はどうでもよくなった。


『妖精Who's Who』キャサリン・ブリッグズ 井村君江訳 ちくま文庫 1996

文庫化以前は筑摩書房, 1990年。原書は1979
原題は

ABBEY LUBBERS, BANSHEES & BOGGARTS
A WHO'S WHO OF FAIRIES by Katharine Briggs

というが、『アビーラバー、バンシー、ボガート』というタイトルはミニ辞典のアルファベット順にAとBから最初の語を拾っているだけでそんなに深い意味はない。ボガートは妖精の一般語でもあり、B音を重ねてあっびーらっびーバンバンっていう響きの可愛い書名。つまりそんなに重い内容の本ではない。

初期のAMゲームの「ケルトねた」は、当時90年代頃までに日本語で読めたケルト本はそんなに多くはなかったろうし、井村先生の訳語が特徴的なのでまずこれだろうと思う。廉価な文庫だし、その頃のひとはきっとみんな読んでる。『シー・メル』のネタ元はまた別書のようだ。

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  • 9
    katka_yg 2026/03/14 (土) 00:12:20 修正 >> 8

    いまどき、これらの妖精の名前などは、ネットで検索すればいくらでも出てくるのでお話のあらすじとキャラ設定などは誰でも知っていよう。

    このブリッグズの本で何を読むかというと、各1ページくらいずつの小話の語り口。妖精や妖怪のキャラ設定なんかは現地のアイルランダーもその日、そのたびで変えて喋っているものだと思う。物語のリズムを伴わない天使のリストなんかは嫌いだと前回も書いたけど、今その話は深くすまい。井村君江著の妖精の一覧を読むにはもっと新しい本『妖精学大全』(2008)などもある。

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    katka_yg 2026/03/14 (土) 00:28:24 修正 >> 9

    妖精譚(フェアリーテール)ではなくて、ケルト文学一般(神話、叙事詩)なら、マイルズ・ディロンかプロインシァス・マッカーナ。の概説書がこの頃ふつう。図書館で読んでいるのでなければ近所の書店にはなかっただろうから、「ダナ聖書」みたいなものを想像するにはもっと別かもしれない。

  • 10
    katka_yg 2026/03/14 (土) 00:14:12 修正 >> 8

    わたしは気ままに読むので見たらその順に書き足す。

    • 妖精剣
      ブルー・キャップ(青帽子)
      ミンチ海峡の青亡霊
      ブラッグ
      ブッカ・ブー
      ボゲードン
      ブバホッド
      カーヴァル・ウシュタ
    • ヒルトンの血無し少年

    あまりないな。妖精剣だけだったかな。またこんどね