言えるのか言えないのかよく分からんこと
確かに何を感じてきたかの言語化ではあり、しかし妥当性を自己評価できていない言説の卵たち。↓
1
| 描くもの | 評 |
|---|---|
| 可愛いキャラに可愛いこと言わせる | そんなに難しくない(プリコネもやっていた) |
| 可愛いキャラに可愛くないこと言わせる | そんなに難しくない(単純作用:人気低下) |
| 可愛いキャラに可愛くないこと言わせ、しかもなお魅力的に見える | とても難しい。しかし往年のブルアカは(主にisakusanが)それをやってのけていた |
※可愛くないこと=通常二次元美少女の口からは出てこない発言。(「反抗的」「辛辣」といった記号パッケージで擁護不可能な欠点/人間的短所の表出)
isakusanが語るところのハルナ、(ヨースターによる改変前の原文)ミカ
2
可愛いキャラたちの物語
↑これは可換である即時的消費文化ゆえ、いずれもっと可愛いキャラたちの物語に飲まれる。
3
「二次創作(含むポルノ)に使いやすい記号の集合体としての人気」
これは堅実だが1〜2世代旧い二次元美少女商売モデル。(e.g.一昔前のアイドル系国産ソシャゲ)
- 今日のオタク文化最先端ではあまり注目を集めない。
=もしもその後のブルアカがその方向に進んでいたなら衰退の一変数となりうる。 - 疑問点1:水着キキョウ実装直前にオタクが(たぶんポルノ需要として)騒いでいる様子は私の目にも入っていた、しかし結局のところその後何がどうなったのか伝わってこなかった。
- 疑問点2:「ワイルドハントのキャラがどう可愛いか」を熱弁するオタクはそこそこ見かけた。彼女たちがいかなる魅力的なシナリオを描いたのか一切私の耳に伝わってこなかった。
4
私はユウカ人気の背景だけ5年経つ今でも理解できていない。
(好き嫌いの話ではなく、「物語の時系列上、あなたとそこまで親しくなるほどのイベントは最終編以前に共有していなかった気がする」型の違和感)
→ストーリー外の込み入ったキャラ評を躊躇わせるに足る理由。市場における多数派との非互換。
※サービス最初期だけ唱えられていた説:メタトロンとしての人類親和性?→その後特に言われなくなった。
※その他説明しうる解釈:あいつは元来の性根としてだらしない人間に親和的である。これはモモイらによく構う作中態度も説明しうるし、同時にオタク人気の説明にもなりうる。
5
「我々が義務を果たせないせいで生じかけた破局であるから本来的に君たちの責任ではない」と「悪いのは全部悪党Xだから別に君たちの責任ではない」は異なる。
6
キヴォトスの法則は現実と異なる。しかしゲマトリア含めて法則には違反できず、例外は連邦生徒会長だけだった。
7
「美少女Xが自己犠牲的奇跡Yをもって大事件Zを感動的解決するパッケージ」はオタク産業の万能関数であると同時に、文学が直接の関心を抱かない領域でもある。
- 同時代評:ケイの死は先行する美少女ゲーム文化の意識的オマージュなのだろう。
- 同時代の私評:「眼前に迫る代償の肩代わり」はキヴォトスにおいて一般に許容された法則(=神話面における通常ルール処理)であり、奇跡ではない。
→方舟起動後に「先生は」無傷だったプロット断層における異常点は、今・そこにいない人による介入。
→これは画面外のプレイヤーだけが記憶する情報。
8
→「大人として在らんとする
言えること
強い不満を覚えながら仕方なく接し続ける状態。
ここ↑に至ると最早サービス業としての契約関係すら成り立たなくなるため、思い出が黒字であるうちに見放して逃げる選択は正当な消費者戦略の一つ。
→ソシャゲとは、離脱が遅れた元・ユーザーほど楽しい思い出を語れなくなる歪な空間である。
私・対・残存ユーザー①
「不満が大きいなら逃散って消費者の権利だぞ」とまでは唆す。不満覚えてない層に逃げろとまでは言わない。(それはおそらく単に、客層の交代ないし変容を意味する現象)
私・対・残存ユーザー②
SNS上の評判を探っていたここ最近、ブルーアーカイブの商業的失速を一切認知していない層(それどころか第二の全盛期を迎えたつもりでいる層)が少なからず目に付いた。
- あるソシャゲコミュニティがアプリの商業的現状を共有していない(または:商業的現状を正直に語れなくなっている)なら、それは一般に危険な兆候だとは思う。
至極正しい視点と考察に感じました。
言語化というのは難しいものですが、一般人という視点で
咀嚼して飲み込める文章は美しいですね。
>可愛いキャラに可愛くないこと言わせ、しかもなお魅力的に見える
>とても難しい。
>しかし往年のブルアカは(主にisakusanが)それをやってのけていた
これです。
大脱走事件以降、ブルアカの土台の味が変わったな?と
違和感はあれど明確に言語化し難かった部分を、今、理解出来ました。
isakusan的手法の一つのかどうかは判断為難いのですが、
これを遅効性の毒とでも言うのでしょうか。
咀嚼して行く中で、後になってじわじわと、
我々"オタク"の核を握りつぶすように効いてくる「毒」
私が明確にこの作品を好んだのは、果たしてこの部分だったのかもしれませんね。
(故に、私はそもそもロリ三姉妹が受け入れ難く、
彼女らのやり取り全般に商業的ご都合を嗅ぎ取っていたのだと考えています)
>「不満が大きいなら逃散って消費者の権利だぞ」
ありがとう。
耳に痛いのですが、やはりこの言葉は全面的に正しいと考えます。
悲しきかなオタクである身には、
"推し"という概念があまりにも重い呪いとなり、雁字搦めにされています。
ロクな物語の供給も受けられず、
而して手抜きのキャラクターグッズで金だけはきっちり毟り取ろうとするのが
現在のブルーアーカイブ開発の姿勢だと、薄々感づいては居たのです。
例の事件と共に、我々も脱走しなければいけなかったのでしょうね。
それともう一つ言及したい事が。
>私・対・残存ユーザー②
>SNS上の評判を探っていたここ最近、ブルーアーカイブの商業的失速を一切認知>していない層(それどころか第二の全盛期を迎えたつもりでいる層)が少なからず>目に付いた。
>あるソシャゲコミュニティがアプリの商業的現状を共有していない(または:商業的現状を正直に語れなくなっている)なら、それは一般に危険な兆候だとは思う。
私はこの現象を「コンテンツの宗教化」と呼んでいます。
この先にあるのは、只管内向きに閉じていく暗闇の世界です。
自分の触れているコンテンツ(宗教)は絶対的に正しい、
そう盲信する事が全ての終わりを引き起こすのです。
ただでさえ宗教モチーフのゲームで、これを始めてしまうのは
人間という生物が宗教という装置に対して
あまりにも耐性がなさ過ぎるのではないでしょうか。
(タッチの差で返信し損ねた話)
アイン…
唯一の観測圏内たる初登場シーンだけを基に
とか昨年末書いた身として、(うっかりその後深みあるキャラ達へ育っていたらすげー気まずいな……)とか思ってはいた。
isakusanのディレクション vs その後…
マイクロコントロールはしない方向でシナリオチーム統率しているとは明かされていました。
(基本的には個々のライターを信じて任せる/描くのNGな方向性への抵触チェックだけは中央管制する)
しかし大脱走後においては、isakusanのディレクション方針がPOIstくんその他にあんまり継承されなかったリスクを高めるかもしれない。
不満ある人はみな積極的に逃げた方がよい/不満ない人は別にいいんじゃないかな
これ、旧コンテンツの頃から私が書いている消費者姿勢です。
「われわれは何が嫌でプリコネからブルアカへと脱走したのか」という話を行数制限ギリギリまで書いていたページ…の注意書き。
つまりなんというか、去るも残るも個々人の消費者姿勢なのではないかと思います。口を閉ざす必要はないし、自分と異なる判断をする層も当然いる。
宗教化
しれっとカルト化と呼んだりする私よりは相対的に穏便な表現だと思う。
>アイン…
そうですね、観測していないであろう箇所の補足をするのであれば……
(あくまで彼女らを冷めた視点で見ていた主観によりますが)
・異変の元凶として顔見せ
・先生らの観測外にて「三姉妹間で意味のない会話を垂れ流し続ける」
(目的はそのまま周年のオチのため展開出来るはずもない、これは構造的欠陥である)
・雑魚敵や総力戦の
クソボスをけしかける・突破した先生に対して、何故か「好感を抱くような素振りを見せる」
・オチに繋げたいのではぐらかして撤退
これを繰り返していただけのキャラクターです。
(どこに愛せる要素があるのか甚だ疑問。外見が良ければ何でもいいのか?)
果たしてこの"装置"に入れ込む気持ちは、私には湧きませんでした。
これがプリコネにおけるデフォであるのならば、逃げ出す気持ちも解るものです。
さもありなん。
>しかし大脱走後においては、isakusanのディレクション方針がPOIstくんその他にあんまり継承されなかったリスクを高めるかもしれない。
統率のキモたる中央管制の核がごっそり無くなったのですから
今回、改めてリスクが顕在化したという事ですね。
(少なくとも私は、5周年シナリオは
今まで積み重ねてきた"味"とはまったく違うものと感じています)
>カルト化と呼んだりする
宗教なんて須らくカルトですし、それはまあ……プリコネ
↑こいつも細かいこと言えば一部(商業作家が書いており土台は堅牢)と二部(ぷり。)でだいぶトーンが異なります。
一部はプロットに緩急付けつつスピーディーに展開され、しかしメインライター離脱後の二部前半は年単位でシナリオ上ほぼ無意味な追いかけっこ。(この区間で大半のユーザーが脱落した)
大脱走
いくらなんでも大勢離脱し過ぎている。
正直サービス続行できただけすごい。
宗教/カルト
旧コンテンツの頃にいっぱい書いて一生分コメント欄で喧嘩したので繰り返し控え。
(※旧コンテンツ時代に書いていた話︰私はマインドとして反宗教寄りの非宗教/ただし日本が事実上の仏教文化圏である都合語彙レベルでは影響下)
>一部はプロットに緩急付けつつスピーディーに展開され、しかしメインライター離脱後の二部前半は年単位でシナリオ上ほぼ無意味な追いかけっこ。(この区間で大半のユーザーが脱落した)
凄まじい既視感に思わず声が出ました。
そんな所まで似なくても良いのですが……
もしくは、こと"延命"を考え始めたコンテンツというのは
似たような事をする定めなのかもしれませんね。