詳細は後日書き記そうと思いますが、北ウイングさんも明後日なモブさんも、お二方とも視点こそ違えども、両者ともに正しいと考えるのですよ。
まず、「災害救助」は現時点において「自衛隊の『本来の』任務」の一つとして位置付けられておりますし、過去(戦後の自衛隊の話)もそれは実直に実施され続けてきたし、今後も法制度等が変わらない限りはそうであることから、
NetrightHunter(→以下「ネットリ」と略す)がブログ本体のコメント欄で言っている「本来云々」の言い訳は「言い訳のための詭弁」に過ぎないことは明らかです。
しかしながら将来的な話ですが、侵略国等が日本国や日本人に対し攻撃を仕掛け、戦闘状態が生じた場合は、明後日なモブさんが懸念しているような状況が生じ得ます。実は自衛隊の任務には明確に優先順位付けがされており、主たる任務と従たる任務に分けられているからです。
警察と軍は、社会学用語で「暴力装置」と呼ばれます。
これはある状況を解消するためにどうしても「暴力的手段」が必要な場面が生ずることから、決して「悪としての存在」としてそう呼ばれているわけではありません。そして、国家によるいわゆる「暴力装置」の使用は抑制的に行われることが求められます。
ただし、現在の現状の自衛隊等に向けて「人●し」などと言うのは、誠に失礼・非礼なことであると考えますし、
今後万一自衛隊が「軍事的行動」を行う場合も、まずはミサイル迎撃や侵略国等側の軍事施設破壊などが最優先であり、人命が失われる状況は最低限に抑えるための研究・シミュレーション・実地訓練・仮想敵に対する継続的な監視・ウォッチングが必要になります。
北朝鮮やロシア、そして中国共産党の中国などは人命を軽視する傾向が強いですし、「人間」を盾にすることをも厭わないものですから、そのロジックに沿った防衛戦略が通用しにくいというジレンマもあります。