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「リベラル」についての読書の時間 / 3

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パッセンジャー 2025/06/22 (日) 15:21:09

本日挙げる最後の記事のタイトルは、

❰「リベラル知識人」はなぜ嫌われるのか?ノーベル賞作家が暴いた欺瞞とは❱

です。

https://diamond.jp/articles/-/339335

❰「リベラル知識人」はなぜ嫌われるのか?ノーベル賞作家が暴いた欺瞞とは❱

東 浩紀: 批評家・作家
政治ニュースな本
2024年3月4日 19:00

「リベラル」は一見したところ、理路整然と矛盾なく論じているように見えるのですが、それはあくまで何らかの設定条件・前提条件の下においてです。

しかしその「条件」そのものに納得できない人々も少なからずいるわけで、
本来「漸進主義者」であり、
また「必要悪」や「そのときの実情・最善策・それができなければ次善の策」という考え方も現実的には認めざるを得ないと考える「保守派」からすると、
リベラルは「偽善的」「机上の空論」に映ることが度々あるということが言えると思います。

「リベラル」は、「ネトウヨ」のようなチマチマした「小さなウソやデマ」は言わないものの、
次のようなウソに似たものをリベラルは抱えていると思います。

かつてマルクスが「机上の空論」において「人間の心理や行動の特性を彼独自に規定したもとで完璧に閉じた理論体系を作り上げ」、
しかしながら現実社会にそれを適用しようとすると様々な不都合が生じたため、かつての社会主義国の多くは、そこをネトウヨのようなアホじみた「小さなウソ」ではなく、「大きなウソ」で覆い隠そうとしたことがあります。

ここにおいて彼らマルクス主義者らは、「議論の設定条件・前提条件」において、保守派からみるところの「大きなウソ」をついたといえるのだと思います。
(因みに旧ソ連や北朝鮮などは最悪で、歴史的事件についての大きなウソから小さなウソまで、くまなくウソだらけでした。)

勿論現在の「リベラル」が「マルクス」理論をそのまんま信奉している人達だとは全く思いませんし、その破綻ぶりは十分理解しているはずですが、思考回路が似ているように思われてなりません。

そして「リベラル」が「保守派」を「ネトウヨ」と同一視したり、敵視したり、バカにしたり、排除しようとする現場を見るに至っては(程度問題もあり、ケースバイケースですが)、これのどこが「寛容」なのであろうかと思わされることが多々あります。

挙げた記事においては、「リベラル」も「保守」も合理的に考え、周囲を包摂しようとしているのだが、その「包摂対象や包摂に対する考え方が異なるだけである」という内容のことが書かれていると思います。

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