根戸ウヨ太さんへ、はじめまして。
日本において女性差別が深刻といえる理由としては
・G7の中でジェンダーギャップ指数が最下位で、男女間の賃金格差が最も高いこと
・性役割へのバイアスの強さ。女性管理職・女性政治家などが少なく、テレビでは女性がアシスタント役を務めていることが多い
・女性の有名人に仕事と家庭の両立を求める報道姿勢
・痴漢や性犯罪(セクハラ含む)が異常に多いこと。さらにそうした被害者をバッシングする風潮があること
・中居&フジテレビ問題にも見られるような女性をモノ扱いする男性優位の風習と構造
・ネット上を中心に見られる女性を妊娠・出産の道具扱いする暴言
・生理など女性特有の体調不良への無理解ぶり
・女性を過剰に性的対象化した作品へのゾーニングが行き届いていないこと(普通のサイトなのに平然とR18広告とか並んでいますよね)
パッと思い浮かんだだけでもこの位あります。もちろん昭和や平成に比べれば幾分かはマシになったのでしょうが、依然として先進国としては深刻なレベルにあるのが事実です。
明後日なモブさん、はじめまして。
私は普通のサイト内で男性の性描写がされた広告を何度か目にしました。女性のそれに比べれば少ないとはいえ、全くない訳ではありません。
但し、男性同士の恋愛や性描写を好むいわゆる「腐女子」界隈はゾーニングを徹底している人が多いので比較的表には出てきにくいというのはあるでしょうね。
男性への暴言としては「チー牛」「弱者男性」「ジャ○プオス」あたりが該当します。容姿差別や弱者バッシングの一つで、もし同様の発言を女性に対してすれば普通は問題になることでしょう。
下記のブログアーカイブも参考になるかと思います。
https://web.archive.org/web/20200529220558mp_/https://kakuyomu.jp/works/1177354054888099671/episodes/1177354054888099919
他にはオタク趣味であったり、恋愛や性交渉の経験がないというだけで嘲笑の対象にされてしまう風潮もネット上を中心に根強い印象です。
さらに日テレのとある番組で海外の浮気調査番組を紹介するコーナーがあったのですが、女性の浮気被害者の場合は真っ当に扱われる一方で、男性の浮気被害者の場合は甲斐性なし、敢えて問題のある表現をすれば女々しい人間であるかのように扱われることが多くありました。
というわけで女性差別と男性差別は両方とも間違いなく存在すると思うのですが、青識亜論あたりのせいでこうした言論をすること自体が不利になっているのが現状です。
これ以上の分断が進むことへの危機感を抱いているのですが、具体的にどうすればよいのか思い浮かばないのが困ったところです。