えいちゃん
2022/05/05 (木) 00:35:22
投稿が遅れて申し訳ありません。第4回目のゼミナールお疲れ様でした。児玉先輩のMVP論文について最も興味深かったのは、仮装敵とそれに対する児玉先輩の主張です。町山智弘さんの「トゥルーグリッドは少女と老人のプラトニックなラブ・ストーリーである」という仮装敵に対し、児玉先輩は「ラブ・ストーリーではなく不屈の精神を共有する関係を描いている」という主張を説得力のある文章で述べていました。町山さんの評論は、自分も大変参考にさせてもらっており、町山さんの徹底した分析に対して、ここまで反対の意見を述べられる児玉先輩はすごいと思いました。仮装敵と主張は完璧に対立しており、その関係が最後まで一貫していました。自分は研究の準備において、テーマや主張を考えていましたが、それにしっかりと対立関係にある仮装敵を見つけることも重要だと再確認しました。逆に、先行研究や評論に対する反対意見からテーマや主張を思いつくこともできると思いました。児玉先輩の論文はとても参考になりました。ゼミ後の個人面談は、相談することが思いつかずキャンセルしてしまいましたが、末廣先生から『メッセージ』の講義資料をいただきました。ありがとうございます。
通報 ...