第6回5月19日の授業リスポンスを5月21日(水)23時59分までに書き込んでください。
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第6回ゼミナール、お疲れ様でした。
今回の講義で佐野先輩のMVP論文を扱ってみて、佐野先輩の論文の優れている点は映像分析が細かいこと、そしてそれに合わせた歌詞や台詞の分析が十分になされていることだと学ぶことができました。私は講義前から論文を読んでいて、佐野先輩が優れていると感じた点は『アナと雪の女王』は2部作で描かれている作品の中で、どちらの映画に焦点を当てても自身の主張から脱線しなていない点がとてもすごいと感じました。それだけではなく世界中で大ヒットしたがサーミ族の扱い方などが酷く、異文化盗用していると批判された2013年の1作目から研究して重ね評価された2016年の『リメンバー・ミー』を経て、2作目となる『アナと雪の女王2』が作られている点からもウォルト・ディズニー・カンパニーの歴史とともに『アナと雪の女王』と『アナと雪の女王2』では明らかなパラダイム・シフトにより、観客に対して大きなメッセージの違いを明確にしていると学ぶことができました。
今回のゼミで取り上げた先輩の卒業論文は、アニメーション映画の二部作を題材としており、これまで解説していただいた他の論文とは異なる視点が新鮮で興味深かった。特に、ミュージカルシーンにおけるアニメーションの分析が非常に緻密であり、実写映像には見られないアニメーションならではの演出意図について鋭い考察がなされていた点は素晴らしく、この視点は、今後自分の研究に取り入れていきたいと思った。また、映画についての文化的な背景にもしっかりとした説明がされており、それが論の根拠として適切に用いられていることで説得力のある結論になっていた。
今回の先輩のアニメ映画のレポートは、アニメ作品でレポートを書く予定ではない私にも非常に大切なことばかりでした。特に、細かく分析された画像の説明は、たくさんの時間をかけて分析することが求められるのだと感じました。先生が講義で100枚撮って20枚使えるものがあればいいと言っており、それだけ画像分析は詳細にそして時間を要するものなのだと改めて感じました。私もアイデアが浮かばない日は画像を取ることに専念して、画像分析を本文に沿って、そして自分の主張に沿って行えるように努めたいと思いました。
第6回ゼミお疲れ様でした!
今回取り扱った『アナと雪の女王』は、ディズニーがこれまでの「異性愛至上主義」から離れ、多様な愛の形を描こうとしていることを知り、ディズニーも他の映画同様挑戦を始めていたことがわかりました。従来のディズニープリンセス作品では、異性との恋愛が「真実の愛」として描かれることが多かったですが、『アナと雪の女王』では姉妹愛を中心に据え、誰かと結ばれることで幸せになるというテンプレートから脱却しており、また文化面に関しても、アナがサーミ人の服を着ている場面など、異文化をどのように取り入れるかを考えているように感じました。 さらに、1作目ではサーミ文化の描写が微妙でしたが、2作目ではよりサーミ人らしいキャラクターを登場させていたため文化へのリスペクトが感じました。こうした変化は、現代社会における多様性の尊重とも深くつながっており、多くの気づきを与える作品だと感じました。
今回のゼミで取り上げられた佐野志帆先輩の卒業論文は、アニメーション映画の二部作を題材に、映像表現の変化や演出意図を緻密に比較・分析されており、大変学びの多い内容でした。特に印象的だったのは、同じキャラクターや場面が1作目と2作目でどのように描かれているかを具体的なカットを用いて比較していた点です。映像を直接根拠にしながら論を展開する手法は説得力があり、今後、自分の卒業論文でも積極的に取り入れていきたいと感じました。また、今回の論文では、章立てや段落ごとの流れが明確で、どの場面で何を語りたいのかがひと目で伝わってくる構成になっていました。論文全体のアウトラインがしっかりしていたからこそ、分析の深さがより引き立っていたように思います。自分の執筆でも、まずは全体の流れを丁寧に設計し、論の展開が読み手にとって自然に伝わるよう意識していきたいと思いました。私が扱う作品はアニメーションではありませんが、映像をどのように比較し、どのように根拠として扱うかという姿勢は、ジャンルを問わず応用できる重要な視点だと感じました。
第6回ゼミ、お疲れ様でした!
アニメーション映画におけるカメラワークの分析という点が、私にとっては新鮮な視点でした。“アニメーション”という表現方法になるとカメラワーク、画角という視点が欠けがちになってしまう私ですが、アニメーションだからこそ画面の中に映るもの、キャラクターの位置など、こと細かく計算して考えられて表現しているというのがとても興味深かったです。そして、佐野先輩の論文には新しい視点がたくさんあったのでとても勉強になりました。分析する際にストーリーに注視しがちなのですが、キャラクターのアイデンティティの一部分である文化の面にまで分析がなされていることで、とても深い分析になっていたと思います。私も、多様な視点から分析できるよう心がけていきたいです。
第6回ゼミお疲れ様でした。
今回のゼミで取り上げられた佐野志帆さんの卒論は、二部作のアニメーション映画を対象に、表現技法や演出の違いを詳細に分析しており、多くの刺激を受けました。とくに、同じキャラクターやシーンが1作目と2作目でどのように描かれているかを実際の映像カットをもとに比較していた点が印象に残っています。映像を分析の出発点としながら論を組み立てる手法は非常に説得力があり、今後自分の研究にも取り入れてみたいと思いました。また、論文全体の構成が明快で、各章や段落が何を論じているのかが把握しやすく、読み手を迷わせない点も学ぶところが多かったです。テーマは異なりますが、自分が扱う映像作品でも、どのように根拠を示し、読み手に伝えるかという点において大いに参考になる内容でした。