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仙台観光国際協会主催の「おむすび」第49回座談会に参加しました

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公益財団法人仙台観光国際協会(SenTIA)主催 多文化共生課企画係担当の「外国につながりをもつ子どもの応援ネットワーク「おむすび」第49回座談会」に参加しました。
日時:11月27日(木)18:00~19:00  開催方法:オンライン(Zoom)
テーマ:「小学校での支援〜『おもしろい』を日本語の広がりに変えて〜」
講師:香川泰子さん(仙台市立茂庭台小学校・非常勤講師)

講師の香川先生は、仙台市教育委員会の制度に登録して活動する教員免許を持った日本語指導者です。中学校の教師を退職後、地域日本語教育に携わってきました。
今回は、非常勤講師として、仙台市立茂庭台小学校での小2生(ネパール)、小6生(中国)の学校での取り出し授業の内容紹介がありました。茨城県では、このような少人数では日本語指導教師配置できる体制にありません。まら、各自治体によってボランティアとの連携・受入れ状況が異なっています。就学前の児童や小中学校生も民間のボランティア団体主催の日本語教室にきて学んでいのが実情です。

生活言語が未習得の児童の場合は、興味関心をもつことを入り口に語彙や会話を広げていく方法をとり、効果を上げています。「かるた」によって、「え」と「ひらがな」を見ながら文字を覚え、読むことができるようになります。次は、絵本を読み聞かせの題材として興味のある話題や日本語をどんどん紹介していきます。事例では、図書質と連携して、日本昔話のシリーズを24冊か活用できたという報告でした。読むことができると、次はお話しできるように指導していきました。日常言語ができるようになると、学習言語の集習得のために国語や算数の教科指導も交えていきます。週4日ほど指導しています。
小学校高学年では、中国籍の児童ですが、自分の意思で日本の生活を望んで来日し、祖父母と暮らしています。ポケトークなどを使って本人は中国語を日本語に通訳しています。日本語はできるだけ多く語って聞かせるようにして、日常会話の習得を促しますが、高学年では同時に教科指導も行います。宿題も出し、答え合わせをする等指導内容が盛りだくさんになり、また、スピード感も必要です。その一方、クラスへの溶け込み支援もしていきます。担任と連携して「自分の国や文化を紹介する」ということでポスターを作り日本語の文章も考えて発表できました。

宮城県・仙台市の指導体制制の実態
仙台市  ・非常勤講師⇒教員免許は必須、日本語教師の資格は必要なし
・指導協力者⇒教員免許は不要、日本語教師の資格は必要なし
     子ども一人当たり1回2時間×最高40回まで派遣
     (日本語母語話者、子どもの母語話者などが担当)
 宮城県  ・非常勤講師⇒教員免許は必須、日本語教師の資格は必要なし
       小学校、中学校、高校それぞれの免許が必要
       隣接の場合は、特別の免許で対応可能
・サポーター⇒教員免許は不要、日本語教師の資格は必要なし
 以上をまとめますと、非常勤講師は教員免許が必須、という状況です。

他県の様子ですが、参考にできればと記事にしました。

宮本敏弥  地域日本語教育コーディネーター(H29文化庁研修修了)

刀水手帳
作成: 2025/11/29 (土) 20:03:54
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