名無しの<マスター>
2026/06/12 (金) 20:16:35
1dc47@8966f
<
夢能力者、通称<アリス>達の持つ異能。
「夢」とも通称される。
日本国内で発見済みのアリスは内務省現実対策局によって
なぜかユーラシア大陸に多い。
夢の能力はアリスによって様々だが、原則として一人一種であり、発現後は後天的に特性が変化することはない。
夢の力は同じく夢見るもの=生命体にしか効果を及ぼせず、非生物(通常物体)を傷つけることはできても、能力終了時には幻覚だったかのようにもとに戻ってしまう。ただし生命体についてだけは不可逆的な破壊、殺傷が可能。
発動の際には瞬きを必須とし、またアリスの視覚によって制御される。このため、何らかの原因で視覚を封じられると発動不可能に陥る。対アリス戦では煙幕や催涙弾がよく用いられる。
通報 ...
90年代に提唱された分類法では、アリスの能力は大きく2つに分けられる。
夢のような道具を夢見た者たち。想像限界射程 を超えてアリス本体から離れすぎると消滅する。
魔法の剣や空飛ぶクルマのように、非現実的な物品を具現化する。たいていは普通の日用品に特殊な能力が付加されていることが多い。
具現化したものは
夢のような自分を夢見た者たち。
ヴィジョンの具現化を伴わず、自己を媒体として能力を発現させる。前述の現象系に比べると数がとても少ない。
身体能力や変身、巨大化などの他に、他者の精神に影響を与えるタイプの能力が多く報告されている。
夢が現実を歪曲する度合いを示す客観歪曲指標 というものも考案されているが、当てにならないと現場からは不評。
客観歪曲指標7を超えていると、きわめて危険とみなされる。
世間では超能力だと言われているが、実際は新型の感染症であるインフルエンザ∀型の影響によるもの。
このウイルスは通常致死率100%であるが、ごくわずかに生き残った人間だけは脳構造を変異させ、リソースを蓄積するとともに一種の量子回路を得ることで現実を歪曲観測できるようになる。
アリスの発見例は90年代の世界的大流行後から報告され始めている。
第1段階、インテリオル級
この段階でのアリスは能力に無自覚である。無意識でしか夢を使うことができず、気がつけても偶然や気の所為で片付けてしまうことが多い。しかし、能力の増大に伴ってアリスであることを自覚すると、次の段階へ進む。
少数はこの段階にとどまる。
第2段階、エクステリオル級
いわゆるアリスと呼ばれるレベル。
完全に自分の意思で夢を見ることができ、自在に能力を扱える。能力は使えば使うほど増大していく。
第3段階、スペリオル級
極めて珍しい、超越者たるアリス。
この段階のアリスは能力=夢が現実を上回りかけており、現実の肉体が傷ついても夢によって修復が可能。自身の夢の中を通って疑似テレポートする《夢遊病》や、夢のなかに自身の情報をバックアップする力など、この段階で初めてできるようになることは多い。
現在、地球上で確認されている超級アリスはわずか20。地球外に1。そのほとんどが現実の物理空間上には存在していない。
最終段階、インフィニット級
無限級に達したアリス。宇宙そのものを夢見ることすら可能になる。
この現実世界もまた、14年前にとある無限アリスの想像した夢であることがわかっているが、この事実を公表することは固く禁じられている。
14年前に旧東京で起こった災害。
超級アリスの一人【Bandersnatch】により首都圏は熱力学的に消滅、全世界にも地震、津波、電子機器の破壊などの甚大な被害をもたらした。首都機能は近畿地方に移管され、東京圏は人類の立ち入りが禁止された禁踏区域に指定されている。
各国でアリスの管理が厳格化した原因。元凶たる【Bandersnatch】はその後確認されておらず、自らの暴走で死亡したと考えられているが、異論もある。
実際にはこの宇宙そのものが14年前からのアリスの夢なのでこの災害も虚構。
世界が始まった瞬間の断絶、矛盾を解消すべく人々の集合無意識が作り上げた幻想である。そのため【Bandersnatch】なる超級アリスもはじめから存在しない。
旧東京はこの宇宙の構築が始まった特異点であり、とあるアリスの観測によれば物理法則そのものが無い、宇宙の「盲点」であるという。
内務省現実対策局直属の秘密組織。名前はBelligerent-Alice-Coordination Unit/敵性アリス調整機構の略記。俗に蔑みを込めてアリス狩り、夢追い人などとも呼ばれる政府公認の殺し屋。
メンバーのなかには爆薬や拘束具で制御されたアリスも存在している。
本部は京都にある。