【堕落瘴角獣 ベラ・ラフマ】
種族:魔獣
主な能力:誘惑、感情エネルギー変換
発生:デザイン型
生息地:アルター王国
見た目:トナカイのように枝分かれした白い角を持つ黒い長毛のヤギ。しかしよく見れば角は角でなく枝分かれして伸びる白い人間の腕で、全身を覆う毛は黒髪。目には瞳が左に5つ、右に6つある。歯も人間のもの
《堕落の喘鳴》
鳴き声を聞いた生物の欲を増幅し、堕落に誘う。【強欲】の状態異常として付与され、<マスター>には精神保護によって作用しない。
《黒魂の鏡》追加スキル
【強欲】を付与された生物に使用できる。対象の欲を叶えるような幻覚を見せ、さらに欲を刺激するとともに、幻覚に依存させる。
《業心喰らい》効果修正
周囲の生物の欲をエネルギーに変換して吸い上げ、リソースとして取り込む。
しかし、そこに私欲ならぬ利他・滅私の欲が混じっていた場合、それはエネルギーとならない。
《マインド・キャノン》
周囲の怨念を吸い上げ、破壊力を持つ咆哮として放つ。《デッドリーミキサー》に似て、それよりもさらに高効率・高威力。
《私欲たる祈り、要請たる願い》
周囲の生物の欲をエネルギーに変換して吸い上げ、自らの思う姿に変態する。また大量にエネルギーを吸い上げた場合、変態しても余るエネルギーを消費して望み通りのスキルを身につけることができる。
変化は不可逆であり、元に戻るならその姿を思い再びスキルを使用して変態する必要がある。
備考:欲を刺激し、増幅した欲を吸い上げることで無限に強くなる。財宝を溜め込む竜や、常に食欲旺盛なゴブリンやオークなどさまざまな生き物を堕落させ破滅に導いてきたが、人間がもっとも効率よく欲を増やせることに気づき、都市部の暗黒にひっそりと生きていた。やがて幻覚の快楽に囚われた人々がカルト教団のようなものを作り上げる。
一般的なファンタジーでは、よく見る性質だけど、デンドロのドラゴンやゴブリンにはこういった特徴はない気がする。
やっぱ欲深いのは人か