かとかの記憶

富野由悠季 周回 / 38

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十五章「契約」。わたしは『F91』を読み返すとシーブックやセシリーや、クロスボーンとかモビルスーツとかより、まずシオ・フェアチャイルド氏のストーリーに興味で読んでしまうのだが、この十五章でシオの実質的な役は終わり。これ以降は顔を出しても台詞を喋っても処刑する、と言い渡されるのだからそれはそうだ。ナディアが、このいきさつを知ればどう思うかはわたしは想像できる。

そのシオ・ナディアの側からの話は今現在、ここらの界隈では、話題を振っても話し相手がいない。わたしはガンダムとか富野にかぎらず劇作品(戯曲)のような関心でこのドラマが面白いんだ。最近ストリンドベリとかの古典的な劇を読んでいた連想もする。それはもういい。

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