「その強さが、エゴの出発なんです」
「なんだ?」
「いえ、いいんです……」
ウッソは人の性格の強さというものや、目標設定が強靭なことは、美徳である側面を認めながらも、どこか全面肯定できないものをかんじていた。
それは、父にも母にもいえないことだったが、そのかんじかたには、確信をもっていた。
この件わたしは富野とは直接関係なく、去年の夏頃までに何回か浮上していた事項があるのでここに書いておく。ロマン主義についてはこの後、たしか『リーンの翼』の加筆部に話がある。
去年のはなし
で、現在並行しているタニス・リー通読の部屋と関心が通じてきたという経緯だな。これはわたしの個人的なそれなので今ここ、富野作品とは直接関係ない。人にはわからないが、「過剰への道」については世間一般とも富野とも関係ある。「動画の作法」ではなくて、「ファンタジーの文法」の話をする人はやはりネット上にあまりいないので……。残りのバイストン・ウェル等、次はここから話の続きをするだろう。
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