短歌の作業ログ。SNSでざっと言ってみて経緯はここに保管すればよい。
katka
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べつに「松の木」ではない。あえていえば遊歩道の桜だった。
くろ - ろく - むくろ
黒→白
韻よりも叙法による幻想性……に、なっているかな。「自分自身が見えている」という体験は非現実だ。
この「うつる」は、映る・移る(雲が)と、水たまりが蒸発するの含みが念頭にあるが、三つは載っていないか…。
退屈さがよく出ている。
練習曲を作ったと思えばいい。
ツイッターで作成の経緯
1 / 2 / 3 / 4
三一文字にはだいぶ重い意味の文章を書いているので、和歌として良いかというと、「を」のあたりは言い含めが強すぎて、わたしは自分で読んでも良いとは思わないな……ただ、数分間の早い思案のうちに出てくる表現を優先しているところ
それほど深刻でなさ
「ゆけば」かな。保管庫は「ゆけば」にしておこう。
作業経緯 1 / 2 / 3
経過 1 / 2 / 3 / 4
「待つ」が被っていたか。自然に気づかなかったけど、「待ち遠しい」という含みのくり返しかもしれない。べつにアオマツムシのシーズンを待ちわびているわけではない。今夜これだけにしよう。
ひらがなで「こたえ」でもいいけど……。待つは二回くり返す。わたしが、耳を傾けて待っているのと、虫どうしが応答を待ち合っているのニ回。
これは、去年のアオマツムシ歌、再掲。9月にもなるとこんなダレた感慨になる。
鳴き音の止む間は推敲している/たがいの様子を窺っている。ちなみに両方、オスである。
経過 1 / 2 / 3 / 4 / 5
『単発で、とくに理由のない行動(現象)には、次にくり返しを待つまでもなくその意味を読むすべがある』、という連想
次の夜にはもうアオマツムシが切れ目なしに鳴き続けているから、カネタタキだけをじっと聴いていた夜は実質、年に二晩。
経過 1 / 2
八月が夏なことに驚きが要るのか?
経過 1 / 2 / 3
『雲多く、風強し。昼から「急な雨注意」の予報が出ている。通りから入った道で、塀の上に黄緑色のスズメガが滞空している。風をものともせず飛んでいってしまった。目で追ったあと、しばらく行くと、後からスズメガが戻ってきて、顔の前で一、二秒浮かび、プイとまた行く。人違いだったらしい』
シュメール文学で知られるS・N・クレーマーの『聖婚』を読んでいる。今、神話や宗教史の話ではなく――『脚韻などは知らないが素朴に二回くり返し、三回目にもう一度念を押す古歌スタイル』は、べつに現代に真似たいわけではないが頭の中に何日も残るものだ。
アカタテハがオレンジ色の花の上に降りようとしている。吸蜜しているようにも見えない数瞬でまた立って、ひらひらくり返すのを先程、道で見ていた。ほとんど意味はない。「三回パン」みたいな印象を残していた。
経過 1 / 2 / 3
目に見た印象を、必ずしも描写的ではなく、あくまで「気のままに」散文で書き出してみて、その文の中にも触発する語彙が挙がれば、反射的に作歌……になることがある。しなければ「エッセイ」だと唱える。
三十一文字なんて大体は反射行動で、するときには10分以内でしかしないが、背景にはその日頃の読書や、空想する長い時間はある。「睡眠中の夢を目ざめて書き留めるテクニック」のほうがきっと現代人には有用だと思うけど。韻律の使い方はそれと似たところが多い。それもいつか続けよう。
あきさあらさあととさめありさむささみ
さしかさおさなおとないもとこと