第十三章まで。
キノコの傘のような帽子や全身が半透明だと気づいたのは、前方空域の曳光弾の光が透けて見えたからで、それでも実在する身体性をもって、ブリッジの騒動を見下ろしていた。
実体はその場にはいない投影像だが、妄想ではない、リアルさというより、触れれば触れられそうな生々しい肉身を感じさせることを「身体性」というのだろうが、富野文脈で「身体性」というときは何か別の話題のことが多く、意味は合っているようで依然として違和感を覚える。
ヴァーチャル・リアリティではないけど……という上の意味でいえば、この「身体性」の反対のことは身体や物性のない観念的なことではなく、「不気味さ」だと思う。ひところよく言われた「不気味の壁」というときの不気味。
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身体性
実体はその場にはいない投影像だが、妄想ではない、リアルさというより、触れれば触れられそうな生々しい肉身を感じさせることを「身体性」というのだろうが、富野文脈で「身体性」というときは何か別の話題のことが多く、意味は合っているようで依然として違和感を覚える。
ヴァーチャル・リアリティではないけど……という上の意味でいえば、この「身体性」の反対のことは身体や物性のない観念的なことではなく、「不気味さ」だと思う。ひところよく言われた「不気味の壁」というときの不気味。