短歌の作業ログ。SNSでざっと言ってみて経緯はここに保管すればよい。
katka
katka_yg
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そうか、偵察ではなく哨戒行動だったな……。でも斥候 と音のひびきで詠んでしまったし、これはこれで置いとこう。
『かげろう』と歌に書いてイメージするカゲロウとは違う種類の昆虫なので、『くさかげろう』と六字消費しなければ正しく伝わらない。名前を言わなくて『虫』か……。そういうとき言葉遊び(頭韻、シャレ)にすればいい
電線の二羽のツバメはお互いに寄り添うわけでもないが、眼下の通りを並んで見下ろし、各々に時おり羽繕いしている。空は高いし、通りも広くてそこに戻ってきて留まるのはお互いに意識はしているわけだ。
発端ではその場に居ないつがいの燕が、待っていれば必ず帰ってくるのだろうと思うと忽然と現れるという叙述の仕方はリアルの文章ではなくて、並んでいるその二羽は心の目で見えているのかもしれんという、和歌の伝統だと思うけど、現代の輪では意識してやらないみたい。
とほ…ぎす…すぎ…とお…おと…とき…きく
この虚構性(人工性)をつくるのが幻想文学の方法になる。それをやらなくて、現代日本に和歌などをする必要はない。
これは遊戯だけ。ホトトギスは先日きいたがアオバズクは今年はまだ聞いていない。