【速報】足利義満も見た「雨を降らせる」伝説の正倉院宝物「竜のミイラ」正体は「ニホンテンのミイラ」
宮内庁正倉院事務所は23日、会見を開き、動物の素材を使って作られた「正倉院宝物」を調査した結果、どの動物か特定できたと発表しました。これまで「竜の日干し」などと呼ばれてきた「虹龍」という宝物については、イタチ科の動物「ニホンテン」のミイラだったことが明らかになったということです。
正倉院事務所は2021年から2025年、専門家とともに動物由来の正倉院宝物53件について特別調査を実施しました。その結果、どの動物に由来する素材か特定でき、中にはこれまで「象牙」とされてきた宝物が、実は「大型クジラの肋骨」だったことが明らかになるなど、大きな成果を得られたということです。
また「竜の日干し」とも呼ばれた宝物「虹龍」(こうりゅう)について、これまで動物のミイラだったことはわかっていたものの、その種類が特定され「ニホンテンのミイラ」だったことも明らかになりました。
虹龍に関する最も古い記録は、1385年に足利義満が見たというもので、この宝物を点検する際には毎回雨が降ったと記録されています。
また足利義満の息子、足利義教が見た際の記録では、この宝物について「竜日干」(りゅうのひぼし)と表現されています。この虹龍は、どういった経歴で正倉院宝物となったのかは不明で、誰かが納めたものなのか、それとも動物が宝庫内に人知れず忍びこみ死んだ後にミイラ化したものなのか、その来歴は未だに分かっていません。
今回、正倉院事務所は初めて「放射性炭素年代測定」を実施し、その結果、虹龍が「ニホンテン」のメスの成獣で11世紀中ごろ~12世紀中ごろの個体とみられることが明らかになりました。足利義満が見学した際よりも200~300年前に死んだとみられます。
なお、この特別調査の実施時にも大雨が降り、調査日が延期になったということで「雨を降らせる」という伝説が裏打ちされることとなりました。特別調査の結果は「正倉院紀要第47号」として宮内庁正倉院事務所のホームページで公開されています。
■正倉院宝物とは
8世紀の中頃、奈良の大仏をたてた聖武天皇が亡くなった際、お妃の光明皇后が天皇の冥福を祈って、聖武天皇ご愛用の品などを大仏に納めたのが始まり。こうした品は「宝物(ほうもつ)」とよばれ、「正倉院正倉」に大切に保管され、今に伝わりました。
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700年前には、「謎の龍」と恐れられた「正倉院の奇妙な宝物」・・現代のUFOのように当時の足利義満も
摩訶不思議な生物として、崇める奉ったのだろう・・進化した現代科学は「謎の正体」を暴いてしまった。
人類の進化を喜ぶと共に、やはり、「天狗や河童や龍」はいなかったんだ・・って、ちょっとがっかりしてしまった。
いずれ、時は流れ、「宇宙人やUFO」の正体が、暴かれる日が来るかも知れない!
70年代のアフタヌーンショーで鑑定やってたのを思い出しました。
奈良には修学旅行以来行ったことないので行ってみたいです。
実は、海外より行きたいのは、京都、奈良、伊勢、長崎、沖縄、北海道など。
海外もいいんだけどね。たぶん、今夏はベトナムかタイへ旅行します。