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敷設した光ファイバーを通信網として動かすのが、光伝送装置である。異なる波長の光を使って多数の信号を同時に運び、距離や必要容量に応じて伝送を制御する。
$シエナ (CIEN.US)$は、この装置・システム側に位置する。DCI向け光モジュールや伝送システムを組み合わせ、拠点間の大容量通信を実現する。ファイバーの新設に加え、既存回線の高速化も需要につながる。
$ノキア (NOK.US)$も光ネットワークを手掛ける企業だ。通信事業者やクラウド企業によるネットワーク投資を、装置の受注へ結び付ける立場にある。2026年4〜6月期には光ネットワーク事業が為替変動の影響を除いて20%増収となり、需要拡大が業績にも表れた。
両社を見る際は、光ファイバーの購入量よりも、顧客がいつ回線を稼働させ、どの容量へ更新するかが重要になる。
装置の中で「光を作り、整える」
伝送装置を構成する光部品にも、性能向上の要求が及ぶ。
$コヒレント (COHR.US)$は、レーザーなどの部品から、光信号を送受信するDCI用トランシーバー、光増幅関連製品まで展開する。 $ルメンタム・ホールディングス (LITE.US)$も、送信する光の波長を調整できるレーザーや、波長ごとの信号経路を選ぶスイッチなどを手掛ける。
通信量が増えれば、送受信部品の需要が増える。さらに、限られた空間と電力で大容量を運ぶには、小型化や高性能化も必要だ。両社には、数量の拡大と製品の高度化という二つの機会がある。ただし、データセンター内部向け製品も多く、全社の成長をDCIだけで説明することはできない。