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2025/01/27 (月) 13:22:20
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AI関連株が軒並み安、中国DeepSeekの最新モデルが脅威との見方
2025年1月27日 12:14 JST
27日の東京株式市場でアドバンテストとフジクラの株価がともに一時8.6%安となるなど、半導体や人工知能(AI)関連株が軒並み安い。中国のスタートアップ企業、ディープシーク(DeepSeek)の最新AIモデルが米国のハイテク企業の優位性を脅かすとの見方から、関連需要への懸念が広がった。
MSCI日本半導体・半導体製造装置株指数は一時4.6%安、電線株を含む東証株価(TOPIX) 非鉄金属指数は一時3.7%安。前週にソフトバンクグループが米オープンAIなどと発表した大型AI投資に対する期待で上昇していたことも、利益確定売りを呼んだ。
住友生命保険の村田正行バランスファンド運用部長は、関連銘柄下落の背景はディープシークへの懸念との見方を示し、「大手テック企業がAIにまるで政府予算のような桁違いの投資をしている中で、投資した金額に見合う収益がどこから出てくるのかという疑問はこれまでもあった」と述べた。
ディープシークは先週、米オープンAIの技術と競合可能とする最新AIモデルを発表。同モデルは先端半導体を搭載していなくても実行可能で、コスト効率が良いとの観測から米ハイテク市場に混乱をもたらす可能性があるとの懸念が高まった。ナスダック100指数先物はアジア時間27日の取引で一時1.9%安となった。
オルタス・アドバイザーズの日本株戦略責任者、アンドリュー・ジャクソン氏はディープシークによる実際の影響を判断するのは難しいとした上で、足元の売り圧力への影響は「非常に大きい」と指摘。「フジクラや古河電気工業のように過熱していた銘柄が勢いを失っていることは明らか」と述べた。
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