アメリカ海軍が戦後期に試作した護衛駆逐艦、ジェーニン級駆逐艦がWarThunderの海軍に登場します!
ブッチッパー級駆逐艦がそこそこですね…の成功を収めたのを踏まえ、アメリカ海軍はさらに発達した護衛駆逐艦を設計することにしました。
秘匿名称「Sink and Lone」のもとに設計された駆逐艦は、ブッチッパー級と変わらず5ウンチ両用砲・3ウンチ高射砲で武装していましたが、技術の進化にともない、対潜誘導魚雷とRIM-24ターター・ミサイルシステムを搭載した「より効果的な」火力を持った艦艇として図面が起こされました。
ネームシップであるUSS Jernineは多分に「試作艦」としての側面が強いものでしたが、運用実績が優れていたためほとんど改設計を行うことなく量産が行われました。
結果的にネームシップのUSS Jernineから最終艦のUSS Susrideまで36隻が新規に造船され、またブッチッパー級から4隻が改装のうえ本級に編入されたジェーニン級は、そこまで大掛かりな艦隊を必要としないような任務に対しては大変に使いやすく、「ロック・ミュージックのアルバムを1本聴いた後のような、爽快な感じの船」「男女すら問わない、誰にも人気になりそうな船」とまで称えられました。
現在、アジアの一部の海軍において供与されたジェーニン級が現役にあります。
この駆逐艦の持つ大砲はブッチッパー級とさほど変わりません。すなわち、プレイヤーは5ウンチ・3ウンチの砲弾で敵艦と戦うこともできれば、HE-VT弾を用いて敵の航空機を叩き落とすこともできます。
ただしジェーニン級の機銃はエリコン20mmではなくボフォース40mm L/60機関砲が配置されており、ある程度であれば距離補正を無視しての対空攻撃が可能になっています。
そしてなにより、810mm魚雷発射管とターター・ミサイルをうまく使用することで、自身よりはるかに格上の艦艇を撃沈するチャンスを得ることができるでしょう。
この艦は駆逐艦ですので特筆するほどの防御は施されていませんが、それでも3ウンチ以下の榴弾に十分耐える程度の装甲が全面に配されており、プレイヤーの注意が十分に払われていれば、軽艦艇に思わぬ一撃を受けることはありません。
しかしながらジェーニン級の生まれは護衛駆逐艦なので、速力に関しては「本格的な駆逐艦」と比べると明らかに劣ります。つまり、拠点の占拠にはあまり向かず、代わりに火力を使った敵艦の排除の方が得意なビークルと言えるでしょう。
ジェーニン級は次回アップデート「Compassionate Guys」にて登場します!おたのしみに。