これ見てグルカン見直してきたので数点
価格差:確かにT-72はT-64Aと比較して量産開始から3年目の1976年時点で約13%(30%ではない)の価格差があった。が、翌年1977年には約5%にまで差は縮んだ。
労働集約性の差:両者の労働集約性(人手による作業の必要時間数)がT-72の量産初年度と同時期のT-64Aは倍以上必要で、部品点数や価格差で生産への影響を図るのはやや不適切。
MZとAZ:確かにMZが底部の撓みに対して55mmの冗長性を持たせているのに対して、AZのそれは8mmとなっているが、そもそもMZの撓み冗長値55mmという数値がT-64の底部脆弱性から来た数値であり、ウラルではこれを再設計、打ち抜き加工を取り入れる事により、8mmという数値まで落とし込む事に成功した。そしてこの8mmを超える撓みをT-72に生じさせるためには、そもそもの車両が耐えられないほどの爆薬を車両下部で爆発させる必要がある。そしてMZは戦闘室から予備弾の大半が収められている操縦席へのアクセスがしづらく予備弾薬の取り出しが非常に困難である一方、T-72はそれらへのアクセスが容易。
通報 ...