ロシア戦車に詳しくて普段は親露的なロシア人(?)が珍しく🐌に対して物申している。オプロートの防御力が実際よりも低く設定されていて結果的にロシア戦車が勝つように調整されている事に対して「愛国クソ野郎」「気持ちが悪い」と怒りを露わにしているよこれがTwitter(旧エックス)のリンク
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ロシア戦車に詳しくて普段は親露的なロシア人(?)が珍しく🐌に対して物申している。オプロートの防御力が実際よりも低く設定されていて結果的にロシア戦車が勝つように調整されている事に対して「愛国クソ野郎」「気持ちが悪い」と怒りを露わにしているよこれがTwitter(旧エックス)のリンク
「日本が好きだけど日本スゴイ系のコンテンツが好きじゃない日本人」みたいな感じだろうか...?それはそれとして、AP弾に対して車体は620ミリにまでオプロートはバフされたのか...
>「愛国クソ野郎」「気持ちが悪い」 not日本から接続のプレイヤーでも🐌にそういうこと思うことあるのね…
無駄に自国上げ・他国下げする輩が同国民として恥ずかしいって感覚は万国共通なんだろうね。本来であれば。 あとは国籍問わず🐌には日頃の行いからシンプル不信感募ってるだろうし。
ロシア戦車に詳しい「愛国クソ野郎」「気持ちが悪い」って言い回しをする人ってbtvtだろうと思いつつリンク開いたらちゃんとbtvtで笑ってしまった その人確かにかなり詳しいけど、普段からかなりウラルとレニングラードアンチでハリコフを高く評価してるからその3工場関連の話は話半分程度で見たほうがいいよ 3工場関連の話でも評価や結論が好き嫌いありきなだけで、情報自体は詳しいし間違えていなそうだし、それ以外の話ならかなり良いんだけどね…
ランクIV以降のソ連MBTの旧い史実解説を更新してみない?
これ見てグルカン見直してきたので数点
価格差:確かにT-72はT-64Aと比較して量産開始から3年目の1976年時点で約13%(30%ではない)の価格差があった。が、翌年1977年には約5%にまで差は縮んだ。
労働集約性の差:両者の労働集約性(人手による作業の必要時間数)がT-72の量産初年度と同時期のT-64Aは倍以上必要で、部品点数や価格差で生産への影響を図るのはやや不適切。
MZとAZ:確かにMZが底部の撓みに対して55mmの冗長性を持たせているのに対して、AZのそれは8mmとなっているが、そもそもMZの撓み冗長値55mmという数値がT-64の底部脆弱性から来た数値であり、ウラルではこれを再設計、打ち抜き加工を取り入れる事により、8mmという数値まで落とし込む事に成功した。そしてこの8mmを超える撓みをT-72に生じさせるためには、そもそもの車両が耐えられないほどの爆薬を車両下部で爆発させる必要がある。そしてMZは戦闘室から予備弾の大半が収められている操縦席へのアクセスがしづらく予備弾薬の取り出しが非常に困難である一方、T-72はそれらへのアクセスが容易。
btvt氏(個人なのか集団なのか分からないからなんて呼ぶべきか分からない)の「T-72はT-64Aより高いのに性能が低い」って主張は概ね理解できるけどいくつか疑問点があって
「T-64の足回りがそこまで優れているのならなぜソビエトで219sp1ではなくsp2が選ばれて、ウクライナとパキスタンはT-64に近い478DUではなくT-80側の478DU1が選ばれたのはどうして?」「T-72の開発時や採用時はまだT-64シリーズの初期不良は解決してないし代替案が出てもおかしくないのでは?64年採用で解決したのは73~6年位までかかってるし(認識が間違ってる可能性はある)(結局初期のT-72も同時期のT-64Aとそこまで変わらないけど)」「T-64とT-72部品互換性が低いや装備体系への混乱という話はT-72がT-64ではなく数の多いT-55やT-62との互換性重視であれば問題ないのでは?(少なくともエンジンはどちらもV系だし転輪も互換性あったりするし)」「生産性に優れるT-64がT-62やT-72より少ないのは生産計画とか工場の規模とかの問題?」「上に書いてある話の照準器以外の話のbtvt氏以外でソースある?照準器の話は有名だけど他のT-72がT-64Aと比べてダメな要素は別のサイトとかにも書いてあってもおかしくないけど見た記憶がないのよね」
あと初期のT-72Bは多重空間装甲←T-72Bは85年に100SBになってて077SBの84年型はT-72Bか微妙じゃない?
部品点数は維持費、現場での整備性に利点だし、労働集約性が悪くてもタギルを下請けにして作る予定だったのである程度カバーできてる。底部脆弱性に関して、地雷は底部装甲を破る前段階で装甲を歪ませる。その際車体底部が破れるまで耐えるMZと8mmの変形で動作しないAZではどちらが弱いかと言ったらAZに決まってる。再装填のしにくさも一回の会戦に充分な弾薬量が装填装置内にあれば充分な訳で、欠点ではあるが特筆して下げる材料には不適当。それが問題なら西側の自動装填装置持ちはみんなダメになるじゃないか。なんなら対戦車戦闘においては設計、装填速度でMZは優れているので装填装置の出来自体はどう考えてもMZの方が良い。
特にAZ・MZの話が長くなったので
ちなみに上記の労働集約性はT-72がまだ最適化の余地残る量産初年度だったのに対して、T-64Aは量産開始より6年以上が経過しており、生産工程はほぼ慣熟状態であったことも考慮しなければならない。もちろん生産高が上がれば上がるほど労働集約性の差も比例して膨れていく。これらを踏まえた上で本当に大量生産に向いた車輌はどちらであったか。底部脆弱性については繰り返しになるが、タギルで改良加工されたT-72の底部を8mm撓ませるには、底部や装填装置にとどまらない、車輌の構造自体に甚大な被害を与えるレベルの爆薬量が必要であり、これにT-64とMZであれば抗堪できるというのはかなり無理のある話に思える。装填装置としての完成度について、確かにMZはAZに比べ装弾数で6発、装填時間で約13%ほど優れている。これは確かに対戦車戦闘で有利な点であるが、戦争では対戦車戦闘のみが生起するわけではないので、欠点も挙げてみなければMZが装填装置としての完成度でAZを完全に凌駕していたかの判断は尚早。なのでまず分かりやすいところで言えば前面及び即背面への弾薬投影面積がAZに比べ約2倍大きい欠点。次に砲身が操縦手ハッチ上に存在する状態で砲塔が駆動油圧を喪失した際や、河川、泥濘等に突っ込む等、何らかの理由で操縦席ハッチが使用不可能な際、AZでは特に大きな制約なくドライバーは戦闘室への移動ができるのに対して、MZではカルーセル内から連続した2発分の装薬を抜き取らなければ戦闘室への移動が不可能であるという、予備弾へのアクセス性とも関連性の高い欠点。AZが完全な電気駆動なのに対してMZは電気油圧駆動なのも欠点。AZが破片程度なら防護できる天板を有するのに対してMZでは装薬に何ら保護が施されていないのも欠点。そして比較した際の最大の欠点とも言えるのが装填装置への再装填にAZに比べて最小でも2倍(T-64=13分、T-72=6分30秒)、最大では4.5倍(T-64A=18分、T-72A=4分)の時間を要する事。これは持続的な火力投射を行う際、大きく影響する。これらを踏まえればMZはAZに比べ主に乗員の利便性、被弾時の被害抑制、持続的な火力投射力で大きく劣後していることがわかると思う。最後に…、西側戦車の自動装填装置がどのような設計・構造を持ち、どのような利点や欠点があったとしても、ソ連にとってはそもそも無関係で管轄外の話であり、AZ・MZとの比較はナンセンス
この話の元ともなったBTVTライブジャーナルはタラセンコというウクライナ人のブログなんだが、この人はT-72を「戦車類似品」と貶し、ソ連によるT-72の採用を「国家的犯罪」「タギルによる野心と愛国心を満たすためだけの国家資金の犯罪的浪費」などと評したんだがその動機は単純で、彼はウクライナ国有の兵器輸出企業であるウクルスペッツエクスポート社の広報担当で、在庫という名の保管車両を山ほど抱えている割にさっぱり売れないT-64を売りたいがためというもの。
そもそもの話が「みんなでT-64A作ろう」のはずが勝手にT-72作り始めたから全体の供給量が減ったし、平時で必要とされた供給能力自体はT-64も満たされてたし、戦時の増産も大量生産向けにコスト、生産性ともに向上したT-64の簡易版であるObj.439を作ったので問題は解決する見込みだった。そして当時の中央委員会部門長のヴォロニンは「全工場でT-64A生産が妥当であり、ワルシャワ条約国向けにObj.439を1976年頃から生産するのが最も合理的」であると言ってたしね。なんならT-64に比べて非金属を大量に使用した車体のT-72は本当に戦車が必要な戦時にそもそも生産できなくなるよ。なので労働集約性は確かに重要な要素の一つだけど、労働集約性に優れているからって平時に大量生産できる=戦時に大量生産できるが成り立つわけではないので、軍事に関わる製品でそれだけを重視してはいけない。
T-72の車体底部は抜き打ち加工をするために材質的に延性が高く、RHAより伸び限界は25%高い。これが意味することは「変形に対する抵抗力は低いが、爆風に対しては延性が働き破断しにくい」こととなる。爆風に強いなら対戦車地雷に対する耐久性が高いのは事実であるが、それは「装甲に爆風が当たり変形はしたが破断はしてない」を意味する。もちろんそれ自体は優れた点であるが、地雷の場合は足回り等から衝撃が伝わるため、爆風以外の大きな衝撃が加わる。また、高速走行で車体底部に何らかのものが接触した場合やある程度の段差から落下した場合など、車体底部に爆風以外の力が直に加わることがある。これらは戦車にとって甚大な被害ではないが、AZにとっては甚大である。なぜなら8mmの変形で動作しなくなるのだから。まとめると、材質の都合で車体底部は爆風には装甲圧の数値以上に耐える可能性があるが、地雷の衝撃や爆風、物体や地面の接触、落下の衝撃などで局所的に起こる変形は数値で思っていたよりずっと生じやすい。その時に8mmの変形で動かなくなるのは信頼性を損ねているよね、という話。
そもそもソ連もロシアもMZとAZに関してはどっちが悪いとかの問題視をしていなかった(というか車内の予備弾の方が問題視されてた)が、弾薬投影面積が大きいのは確かに問題、しかし車体で最も被弾率の高い正面から見ると複合装甲の防護範囲内なのは変わらない。また、側面装甲の装甲圧自体はT-64の方が優れているので、その欠点は貫通して初めて問題になる、という前提は踏まえなければならない。操縦席とのアクセス性が悪いのも確かに重大な欠点。電気油圧なのもまあ電気だけに比べたら油圧は高温になるし欠点と言える。天板に関しては設計当時はトップアタック兵装がないので欠点ではあるが、今だから問題になるのであってAZの天板は当時は活きにくい利点ではある。なんなら危険な弾薬庫配置なのはどっちも変わらんので今に至るまで使うんじゃないよ、という話でもある。持続的な火力投射に関して、砲兵的な運用と捉えるなら確かに戦車の仕事の半分くらいは榴弾を投げることである。しかし、戦車の弾薬搭載定数(どの弾種を何発積むか)は決まっており全部榴弾にするということはない。また持続的な射撃をする際は弾薬を集積し牽引砲や自走砲と同じような形をとる。その状態では予備弾へのアクセスは問題にならず、むしろ手動で装填し続ける際の装填時間が問題になってくる。この時MZは毎分0.8~0.7発でAZは毎分0.7~0.5発とされており、実はMZの方が火力投射力自体は高い。まあ数時間にわたる持続砲撃の際は、その時間の長さに応じて撃っていい毎時の発射数が下がるため最終的にはMZもAZもさして変わらない(装填時間より待機時間の方が長いため)が、待機時間が装填時間を下回っているうちはMZの方が投射量自体は多くできるよ。そりゃどこぞのバンドカノンみたいに十数発フルバーストしてクレーンで一気に装填、またフルバーストって撃ち方ができたらAZの方が強いかもしれないが、あれだって後方へ一旦退避するそれなりの時間で間隔が空いてるし、そもそも規模の大きい大砲というのは発生する熱量も砲身に溜め込む熱量も多いから、銃と異なりすぐには冷めないのでそんな馬鹿な運用はしないよ。だからこそ自動装填装置に保持する弾は会戦という区切られた時間単位に十分な量が基準になるのは東西変わらない話で、予備弾からの補充が遅いとかの話をするなら西側は(車内から補充もできるけど)基本車外から補充するんだし、もっと問題になるでしょ?って話。別にMZ/AZとの比較をしてないし、MZの予備弾からの補充が遅いのを問題にするなら西側のものはもっと問題だけど、それが問題になってないからあのような形になっている訳で、予備弾からの補充が遅いことは欠点だけど戦闘特性に影響を及ぼすかと言われたらそうでもないから欠点だけどそれがあるからダメな欠点じゃないって話をしている。文章をよく読んでくれないか。じゃあAZはMZに比べて製造にかかる作業量が1700時間から2600時間に増えてる。これは大きな欠点だ!!AZはダメ!!って言ったら納得するの?別に戦闘特性に関係ないから欠点だけど特筆すべき欠点ではないでしょ。そういう話。
あと自分は一貫して冷戦中の話をしていて冷戦後のセールス云々は正直知らない。でもT-64Aの改良型と言って高い・性能低い・希少資源ドカ食い国家財政気絶部・改良したのにウラルは複合装甲無しなT-72は「戦車類似品」と揶揄されてもしょうがないし、ソ連によるT-72の採用を「国家的犯罪」「タギルによる野心と愛国心を満たすためだけの国家資金の犯罪的浪費」と評したのも間違っては無いでしょう。当時のウラル設計局の動力装置責任者のヴァビロンスキーは「工場ではT-64から脱却するためのあらゆる積極的な措置が取られた。まず、我々の工場と設計局の愛国心がT-64の生産を許さなかった~」とかほざいてたし、戦車開発におけるゴタゴタと技術の停滞と冷戦中の技術移転失敗で今に至るまで苦労してることを考えたらすべての元凶のT-72採用は「国家的犯罪」と言えるっちゃ言えるかな。T-64Aを全工場で作り、Obj.439をワルシャワ条約加盟国で使い、T-64Bを作り、T-64BMケードルを作り、T-64をガスタービン化させようとT-80作ったけど6TDが実用化できたからそちらを使い(こっちの方がドクトリンにも合致してるし)、T-64BMケードルの砲塔を載せればT-64BMと攻守同等で走の性能とその性能を出すために必要な車体の拡張性が手に入ったT-80UDができるんだから、それを全工場でまた作ってT-64A/B/BMをだんだんと代替すれば、T-80UDをより早くから多くの工場で作れて配備数が多くなるし、1987年にやってたT-72B、T-64BV、T-80BV、T-80U、T-80UDの5種同時生産が2種になるし、エンジンの技術移転も優先度高くなるから今のエンジン周りで苦しむこともなかった。この流れの中でT-72を入れなければならない部分ない。だってT-72はT-64の自称改良型であって、自称改良型の改良型も10年逆行した性能だったし。そしてT-80はT-64のガスタービンエンジン化が開発の目的なんだから、T-80の車体と6TDFができた時点でガスタービンを捨てドクトリンに合致した6TD積んで冷戦中ソ連で一番性能バランスが高水準なT-80UDに進化するからT-72の系譜は要らない。
認める、タギルのやった事は完全なる蛇足だった。自分の文を読み返してみても、論ったT-64の欠点は、些細なもの、もしくはトレードオフ関係程度のものばかりで、T-64と並行させリソースを分散させてまであの時点でT-72が必要であった決定的な理由を述べることができない。完敗。スラバモロゾフ
一応フォローになるかはわからんけど、(Obj.439がその役を担えるということを除けば)76年に軍上層部がT-72大量配備に方針転換するくらいに5TDFの運用保証時間の延長が遅れたのは事実。あと整備のやり方とかまるまる変わるし、T-72の方が転輪が大径なのでサスペンションのストロークが小さく破損しにくいから不整地で無茶な動きをしても壊れにくいのは事実。整備方法の周知や不整地で激しく車体をぶつける危険な動きをするなという話だが、技術者に比べてはるかに脳筋ばかりの軍では、T-64に比べてマニュアルを破った運用をしても壊れにくいT-72が合致していたのはまあわかる話なんですよね。戦車開発史としては要らないが、いざ作ったらアホの子ソ連軍にはマッチしてた部分もあった。代償はデカかったけど……
素晴らしい、大変参考になるお話し有り難うございました。日本語書籍読んでるだけじゃ全然分からないというか、一般的な情報と全然違うじゃん。
この板で終わって流すには勿体なさすぎる話だと思うんで、マジで各戦車の史実解説を更新してほしい
Twitter(旧エックス)じゃなくてエックス(旧Twitter)なのに突っ込んでる人誰も居なくて草、最初自分で気づいた時声に出して笑ってしもうた
いずれXは滅びTwitterに返り咲くという熱すぎる予言メッセージなんだよね…