財政的に余裕があったなら、T-72M1の後継としてT-80BにV型エンジンを載せたOb.644が輸出される可能性はあったらしい。つまり無い
ついでにT-64AにV型エンジン乗せたOb.439の方がT-72より価格も維持費も安かったから、そちらの導入の方がなんぼかマシなのがまた。そちらはソ連産業界のアホみたいなゴタゴタで消えたのでよりタチが悪い
T-72とT-80を生産せず、T-64とその派生型が5万両生産されてソ連と東側各国に導入されてる世界線はどんな世界になってるんだろうな...
T-72のことを批判してる人も多いけどT-64はエンジンがカスすぎてねぇ…ヨーロッパで使うならともかくソ連軍自体は砂漠から山岳高地まで走り回る必要があるからしゃーない。(例え生産開始に政治的介入が多くあったとしても現実的に戦争があった時に動かないT-64より雑に使っても確実に動くT-72の方がマシ)T-64にT-72のエンジン積め?それができたらソ連は崩壊してない
やっぱ大人の事情ってダメだな...ってのは横に置いといて、初期型T-64のエンジンはT-55とかT-72のV型エンジンの系統をとりあえず搭載して、5TDFはじっくり信頼性を改善させて後期型で搭載...とかってダメだったのかな。ソ連戦車のV型エンジンってハリコフ製みたいだから、V型エンジンでも良かったんじゃね?とか思ったり。最近だと韓国のK2が「ドイツのパワーパックから少しずつ韓国製にしていった」みたいな感じというか
長くなりそうだったので
T-72のほうが不整地走破性は圧倒的に低いのでそれは根拠としては弱いね。それにT-72のV型なら極限環境でも確実に動作するというナイーブな幻想は捨てろ(某ハゲ風)。V-45はピストングループの欠陥などで別に信頼性があるわけではないよ。5TDFも70年代中盤には運用寿命が改善されて、T-72のV型エンジンより半分の故障パラメータであるといった報告書が出てる。つまり5TDFはV-46より故障率が低くなった。優れているのは冬季の始動性と、現場と部品供給側が慣れたT-55のノウハウを共有できることだけど、T-72が登場するころには装備転換の混乱は乗り切ってたのでむしろT-72は整備の面でもお邪魔虫だった。上で言及したOb-439もチェコスロバキアで生産してワルシャワ加盟国に供給予定だったから、T-34とかに使ってたV-2系列にドーピングを重ねたV-46はノウハウこそあれど将来性が無いのでソ連としては脱却したかったものなんだよね。いまでもV-92の出力上昇が無理そうでGTDのラインを開く程度に脱却できてなくて苦しんでるくらいだし。ついでにそもそもT-72は走行能力、射撃能力、価格等諸々がT-64に負けてたので、導入すべき理由は無いんだよね……。
それは複合装甲や大口径の主砲で増えた分の重量を(自動装填装置での省人化による容積削減と)機関部をコンパクトにすることで相殺しようとしたT-64にとってはやりたくない話なんですよね。T-64は水平対向エンジンの搭載ありきで設計されていた、ともいえる。>74に言及した通りWW2時代のエンジンにドーピングを重ねたものから「次世代の技術」と見定めた水平対向エンジンの採用と、それに適した設計にした戦車を製造、のちに6TDに換装してエンジンのアップデートもやって順当に進化していったのでやるべきことはやってる。たしかに初期の5TDFは装備転換の混乱とかの理由でトラブルメーカーだったけど、T-72の開発経緯がでっち上げられた「T-64の走行能力の低さ」が理由なことから、水平対向エンジンは問題になったけどV型エンジンを積むほどではないと運用側も開発側も考えていたものだと言える。
やっぱり世の中そう上手くは行かないもんだな...
冷却機器とエンジンそのものがコンパクトな5TDFでなく、どちらも嵩張るV-45を選ぶとなると、戦闘室後方の燃料タンクの容量減かシャーシ延長かの択一になるから、航続距離と重量の両立が厳しくなりそう。そういえば、自動装填装置の変更で即応弾から予備弾薬に化けた弾薬の置き場所を燃料タンク削ってまで用意して、シャーシ伸ばして重量増やしてた戦車があったような…
仮に燃料タンクを減らすと、当時のソ連の長距離作戦能力が必要なドクトリンに反するので……
逆にT-72と同様に史実で居たT-55の東ドイツ版がWTには無いのが謎だ
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ついでにT-64AにV型エンジン乗せたOb.439の方がT-72より価格も維持費も安かったから、そちらの導入の方がなんぼかマシなのがまた。そちらはソ連産業界のアホみたいなゴタゴタで消えたのでよりタチが悪い
T-72とT-80を生産せず、T-64とその派生型が5万両生産されてソ連と東側各国に導入されてる世界線はどんな世界になってるんだろうな...
T-72のことを批判してる人も多いけどT-64はエンジンがカスすぎてねぇ…ヨーロッパで使うならともかくソ連軍自体は砂漠から山岳高地まで走り回る必要があるからしゃーない。(例え生産開始に政治的介入が多くあったとしても現実的に戦争があった時に動かないT-64より雑に使っても確実に動くT-72の方がマシ)T-64にT-72のエンジン積め?それができたらソ連は崩壊してない
やっぱ大人の事情ってダメだな...ってのは横に置いといて、初期型T-64のエンジンはT-55とかT-72のV型エンジンの系統をとりあえず搭載して、5TDFはじっくり信頼性を改善させて後期型で搭載...とかってダメだったのかな。ソ連戦車のV型エンジンってハリコフ製みたいだから、V型エンジンでも良かったんじゃね?とか思ったり。最近だと韓国のK2が「ドイツのパワーパックから少しずつ韓国製にしていった」みたいな感じというか
長くなりそうだったので
T-72のほうが不整地走破性は圧倒的に低いのでそれは根拠としては弱いね。それにT-72のV型なら極限環境でも確実に動作するというナイーブな幻想は捨てろ(某ハゲ風)。V-45はピストングループの欠陥などで別に信頼性があるわけではないよ。5TDFも70年代中盤には運用寿命が改善されて、T-72のV型エンジンより半分の故障パラメータであるといった報告書が出てる。つまり5TDFはV-46より故障率が低くなった。優れているのは冬季の始動性と、現場と部品供給側が慣れたT-55のノウハウを共有できることだけど、T-72が登場するころには装備転換の混乱は乗り切ってたのでむしろT-72は整備の面でもお邪魔虫だった。上で言及したOb-439もチェコスロバキアで生産してワルシャワ加盟国に供給予定だったから、T-34とかに使ってたV-2系列にドーピングを重ねたV-46はノウハウこそあれど将来性が無いのでソ連としては脱却したかったものなんだよね。いまでもV-92の出力上昇が無理そうでGTDのラインを開く程度に脱却できてなくて苦しんでるくらいだし。ついでにそもそもT-72は走行能力、射撃能力、価格等諸々がT-64に負けてたので、導入すべき理由は無いんだよね……。
それは複合装甲や大口径の主砲で増えた分の重量を(自動装填装置での省人化による容積削減と)機関部をコンパクトにすることで相殺しようとしたT-64にとってはやりたくない話なんですよね。T-64は水平対向エンジンの搭載ありきで設計されていた、ともいえる。>74に言及した通りWW2時代のエンジンにドーピングを重ねたものから「次世代の技術」と見定めた水平対向エンジンの採用と、それに適した設計にした戦車を製造、のちに6TDに換装してエンジンのアップデートもやって順当に進化していったのでやるべきことはやってる。たしかに初期の5TDFは装備転換の混乱とかの理由でトラブルメーカーだったけど、T-72の開発経緯がでっち上げられた「T-64の走行能力の低さ」が理由なことから、水平対向エンジンは問題になったけどV型エンジンを積むほどではないと運用側も開発側も考えていたものだと言える。
やっぱり世の中そう上手くは行かないもんだな...
冷却機器とエンジンそのものがコンパクトな5TDFでなく、どちらも嵩張るV-45を選ぶとなると、戦闘室後方の燃料タンクの容量減かシャーシ延長かの択一になるから、航続距離と重量の両立が厳しくなりそう。そういえば、自動装填装置の変更で即応弾から予備弾薬に化けた弾薬の置き場所を燃料タンク削ってまで用意して、シャーシ伸ばして重量増やしてた戦車があったような…
仮に燃料タンクを減らすと、当時のソ連の長距離作戦能力が必要なドクトリンに反するので……
逆にT-72と同様に史実で居たT-55の東ドイツ版がWTには無いのが謎だ