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アニメを語ろう / 86

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RASCAL 2026/04/06 (月) 00:56:29

タツノコ

正直「タイムボカンシリーズ」や「ハクション大魔王」みたいな、
子供向け(悪く言うと、子供だまし的でくだらない)作品を作っている会社というイメージが強かったんだけど、
ガッチャマンIIのスタッフに「演出 押井守」ってあるのに気付いて、ちょっと調べてみたら... 凄かった!!
アニメの歴史を遡ると、どうやら、東映動画(現:東映アニメ)が先駆者的存在のようで、
その後、手塚治虫の虫プロと吉田竜夫のタツノコが続いたようだ。
手塚治虫が医師志望だったのは有名だが、吉田竜夫も、絵については、独学だったらしい。
考えてみれば、戦中&戦後間もなくの時代なので、絵を専門に学べる環境なんて希少だったのだろう。
両者とも、漫画家から、アニメーション制作へ手を広げたようで、
つまり、タツノコの劇画チックな絵柄は、吉田竜夫がオリジナルだったと。
ガッチャマンなどで、天野喜孝がキャラクターデザインを行っていた事は有名なので、
てっきり、あれは、天野喜孝のデザインかと思い込んでいたが、師匠は吉田竜夫だったと初めて知った。
それどころか、天野喜孝は、若い頃、吉田竜夫の自宅に居候しており、半分、丁稚奉公のような関係だったようだ。
育ての親とも言える、深い関係があったようだ。
そして、やはり、押井守は、一時期、タツノコに在籍しており、
スタジオぴえろを経て、独立したようだ。
なるほど... 同じタツノコ系のIGと仲が良いのは、そういう繋がりもあったのかもしれない。
東映動画を直系とした人材では、宮崎さんが有名だと思うが、かなりの業界人を輩出している。
虫プロやタツノコも、創業当時は、東映動画と協業していたりするので、大元は、東映動画とも言える。
虫プロ系の分派としては、アカデミー(西崎さん)やサンライズが有名だろう。
宇宙戦艦ヤマトは、アカデミー、999やハーロックは、東映。
そして、サンライズには、言わずと知れたガンダムがある。
こうして俯瞰して眺めると、現在のアニメ業界で大御所と言われる面々は、概ね、この流れに含まれる。
アニメ黎明期を支えた一角として、タツノコの業績も非常に大きかったんだと、改めて思った。
ちなみに、吉田竜夫さんは、1977年に45歳という若さで亡くなっている。
太く短くの人生を地で行ったような人だったんだなぁ...

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  • 90
    AoiHiromi 2026/04/10 (金) 10:51:33 >> 86

    アニメーションは映画しか作られてなかったので「東映アニメーションしかなかった」が正しいです。
    長編映画としては「白蛇伝」が日本初のアニメ映画という事になっています。
    どこでもそうですが、業界にひとつしかない会社というのは、やはりやりたい放題なので、
    職場環境とか作業内容は劣悪だったようですよ。

    虫プロダクションはTV漫画を放送するのに手塚先生が作ったプロダクション。
    元々は手塚先生がアニメーションを研究していた部署?の格上げで作られました。
    東映アニメーションの出身者が多いのは、当時転職しようにも他にプロダクションが無かったから。

    竜の子プロダクションも虫プロダクションと同じ様な感じです。
    元は漫画家のプロダクションで、東映からアニメ制作の協力を依頼され、後にアニメの会社になります。

    結局、今に至るまでアニメ制作に関わる人達が、良い環境にならないのも古い慣習が続いているからで、
    ここの部分を変えなければ、良い作品は生まれないし、アニメーターも育たないと思いますね。