卒業研究発表会並びに二年間のゼミナール活動、お疲れさまでした!この二年間、大変なことも多くありましたが、本当にやりきることができてよかったと思っています。ゼミでの活動がないのかと思うと悲しい気持ちになりますが、本当にみなさんと同じゼミで卒論を書ききったことをうれしく思います。
元々、私は映画が好きで、映画のことを研究したいと思っていたため、中垣ゼミとこのゼミで迷っていました。結果、このゼミを選びました。理由は、課題が多く厳しいことを知り、自分の研究をより厳しい環境で行おうと、覚悟を決めたからです。今私は、このゼミを選んでよかったと心から思っています。たしかに課題は多く、大変なものも多かったですが、毎ゼミで、新たな学びを得ることができ、映画分析の幅が広がったため、あの時の決断を誇らしく思います。
卒業研究では、特に賞をもらえたわけではありませんが、最後までやりきることができ、素晴らしい経験になりました。一つの作品に対し、これほどの時間をかけて向き合うということで、『ジャンゴ 繋がれざる者』を何度も鑑賞しました。それでもやはり自分は同じシーンで興奮したし、同じシーンを見て感動し、この作品が本当に好きだと実感させられました。この作品が捧げるオマージュ作品も鑑賞し、この作品への理解を深めました。しかし、第三章と結論では内容が他の章に比べ薄くなってしまい、非常に不甲斐なく思います。第三章と結論ではモーティヴェーションが続かず、個人相談のアポを取ることが億劫になってしまい、結果的に内容が希薄化してしまいました。最後までモーティヴェーションを維持することは私にとっていつも課題であり、ここでもそれが出てしまったことが後悔です。今ではあのとき個人相談が億劫であっても、友人に見てもらうこともできたと思うので、どんどん信頼できる仲間を頼るべきだったと思っています。しかし、このゼミで卒論を仕上げたということを自信をもっていこうと思います。今後、この経験を胸に社会人になっても頑張っていきたいと思います。
本当にこのゼミに入ることを決断してよかったと思っています。映画のことを語り合える友人や研究に対し熱く語ることができる友人、たわいもないことを話し、笑い合える友人、そして研究に対し真摯に向き合ってくれる教授、ゼミナールにおいてこれ以上の要素はないと思います。ゼミのみんなで忍野八海のそばを歩いたことや末廣先生にごちそうしていただいた蕎麦、合宿の夜の卓球や談義、ランチ会やクリスマス会、どれもかけがえのない思い出です。今書いていて、本当に楽しかったなと思い出がよみがえってきました。本当にお世話になりました。このゼミに入ることができてよかったです。絶対にまた会いましょう。