2日間の卒業研究発表会、そして2年間のゼミ活動本当におつかれさまでした!無事に卒業研究ならびに卒業研究発表会を終えることができ、安心と同時に熱心にパソコンに向き合ったあの時間がもうないと思うとちょっと寂しさを感じています。
まずは、末廣ゼミに所属できたことが自身にとっての一番の誇りです。定員越えで選抜になった時は、私は言語能力があまりないために受かるかどうか正直不安でしたが、映画を愛し、深く研究している末廣先生のもとで学びたいという強い思いを精一杯伝え、末廣ゼミに所属することが叶いました。ゼミに所属してから、他のゼミに所属している友人よりも課題の量や忙しさが比べ物にならないくらいで大変でありましたが、どのゼミよりも充実していたのではないかと感じています。
3年次のゼミでは、ロミオとジュリエットやミュージカル映画を関する研究に取り組みました。今まで学んだことがない映画や舞台における知識や視点など、興味深い内容を多く学ぶだけでなく、他のゼミメンバーの着眼点や分析力に参考になることやライヴァル心など、良い刺激を受けながら過ごすことができました。周囲と自身とのレヴェルの差にたびたび落ち込み、悔しい気持ちでいっぱいの時もありましたが、みんなに負けたくないという気持ちも膨らみ、毎回のゼミに必死に臨むことができました。
そして、4年次では本格的に卒業研究に取り組みました。卒業研究の題材として『リメンバー・ミー』を選び、約8ヶ月間ずっとこの映画と寄り添いながら奮闘してきました。卒論には『リメンバー・ミー』を取り上げたいと3年後期から考えていたけれど、アニメーション映画を卒論の題材にすることの難しさを知ってから非常に悩みました。それでも、末廣先生のアドヴァイスのおかげで、『リメンバー・ミー』を選択し、自身の卒業研究という集大成として取り上げることができたのは、本当に私の中での財産の一つであり、間違っていなかったと思えるほどに良かったです。しかし、卒論執筆中では苦労することがたくさんありました。自身の悪い癖が出てしまったり、回りくどい内容や抽象的な議論になってしまうことがたびたびあり、大変な時期であることの方が多かったと思います。それでも、ここまで乗り越えることができたのは、末廣先生とゼミメンバーの存在でした。何度も個人相談をしていただき、先生に添削やアドヴァイスをもらったり、ゼミメンバーにも添削や相談など、たくさん協力してもらったことで、最終的にMVP賞は獲れなかったものの、殊勲賞という素晴らしい賞をいただき、自身の中では満足のいく結果となりました。高校でバスケットボールを引退してから、こんなに熱心に何かに取り組むことが久々でしたが、この2年間のゼミで全力で学んできたことをこれから社会人になっても活かせるように頑張っていきます。
最後に、私は心から末廣ゼミに所属できたこと、この素敵なゼミメンバーと共にゼミ活動ができたことを誇りに思うと同時に、非常に感謝しています。普段のゼミ活動に加えて、ゼミ合宿やコンパなども本当に思い出が多く、末廣ゼミに集まったのがこの14人だったからこそ、こんなにも楽しくて充実した2年間でした!ほんとうにありがとうございました!