ピュグマリオーン掲示板

2年間最後のゼミ掲示板書き込み / 8

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 卒業研究発表会、そして2年間のゼミ活動お疲れさまでした!無事に発表を終えることができてホッとする気持ちと「もうゼミ室でひたすらパソコンと睨めっこする日は来ないのか」という寂しさも感じています。みなさん本当に本当にお疲れさまでした。
 なぜ末廣ゼミに入ったのか振り返ると、その理由はとてもシンプルで、「もっと末廣先生のもとで学び、成長したい」と思ったからでした。先生の授業でレスポンス・ペーパーを提出し、評価していただけるようになったとき、「自分の意見を持ってもいいんだ」と少しずつ自信がつき、受け入れられるようになりました。そこから迷うことなくゼミ選抜を受け、気がつけばもう4年生になります。正直なところ、友人や先輩から「末廣ゼミは大変だよ」と聞いていたため、部活動との両立ができるか不安もありました。私は男子ラクロス部のマネージャーをしており、週5日、朝7時からの練習に向けて始発に乗るという日々を送っていたからです。でも、「部活もゼミも自分らしく頑張る」と決めて、ゼミ選抜を受けました。今となっては、その選択をした自分を褒めてあげたいです...!
 個人的な話になりますが、マネージャーとして活動する中で、一人ひとりの姿勢やメンバーとの関わり方など、ほんの小さな積み重ねが、良くも悪くもチームを変えてしまうことを学びました。だからこそ、自分のありたい姿を常に考え、負けが続いたときも「選手のせい」ではなく「自分にも責任がある」と自然に思うようになりました。私にとって、ゼミも同じような場所でした。卒論やレポート課題など、個人作業が多いからこそ、「今回はこれでいいや」と諦めるのは簡単だったと思います。でも、そうしなかったのは、自分のためだけではありません。もちろん「負けたくない」という気持ちもあったけど、それ以上に、ゼミ・メンバーや末廣先生が高い熱量で取り組んでくださっていたからこそ、その良い雰囲気を壊したくなかったのです。そんな環境を作ってくれたみなさんに心から感謝しています。
 卒業研究で取り上げた『エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス』は、とにかくカオスで情報量の多い作品でした。当初は「好きだから」「面白くなりそうだから」という理由で選びましたが、途中で観るのも嫌になるほどスランプに陥る時期もありました。個人相談では、先生からいただいたアドヴァイスをうまく反映できず、満足のいかない原稿を何度も添削していただきました。毎週申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、それでも寝る時間を削ってまで向き合ってくださったことに、心から感謝しています。そんな中で、この作品は人生におけるあらゆる可能性や選択について、私自身を深く考えさせてくれるものでもありました。書き進めるうちに、発表を聞いてくれる先生やゼミの仲間、後輩たちにも「人生や自分という存在がどれほど大切なのか」を感じてほしいと思うようになり、それが大きなモーティヴェーションになっていました。そして、MVPというあまりにも光栄すぎる賞をいただくことができ、嬉しく思っています。
 とにかく、みなさんと一緒にゼミ活動できたことが本当に幸せでした。進む道は違うけれど、これからもずっと応援しています。是非、また集まりましょう!

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