- 十王子物語
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「第三章 ソーマダッタ物語」まで。数日空くとすぐに前回を忘れる。再開しても前回とさほど脈絡なく、唐突に始まってとりとめない事件がくり返し語られるのだが、……これはいつの時代の作なのか一瞬、混乱するような。
ぶらぶらやって来たところで悩んでいる人民に行き会い、そこに剛勇自慢の敵が思い上がって攻め寄せてくるのを難なく蹴散らし、めでたし、そしてまた旅は続くのだけど、……騎士道物語と違うのは「困窮したバラモンを見たら施与すべし」というモラルか。
最近読んでいたので『マビノギオン』を連想していたが、マビノギオンは単純とはいえず技巧に走り切った物語も多かった。これも、滔々と語り繋ぐ語り口(話芸)に特化したものではあろうから、「とりとめない」という感想は合ってて、かつ当たらない。とはいえ次回にはまた話を忘れていそうだ。