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今日、『神林長平トリビュート』を読み返そうと思い、その序文まで読んでいた。「自問自答が小説になっている」とのところ。
書き手に何らかの自問、迷い、葛藤がなければ小説にならないはずだ。それはスペキュレイティブ・フィクションにかぎらず、たとえば……主人公よりも物語上悪いやつの方が言ってることは正しいのかもしれん、戦いに負けて死ぬ方が相応しい話なのかもしれない(でも生きたい)とか、……この恋は禁忌で結ばれることはない、求めてはいけないのだろう、その先は破滅しかない(でも好き)とか。そういう動機のことをチャンスと呼ぶとしたら、リーはそういう解釈は好きそうだ。