かとかの記憶

Wars of Vis / 72

93 コメント
views
72

開いたきりで読みさしていた古川日出男『gift』読了。最初のページで停まったまま10か月積んでいたが、一晩で読む。薄いから。先日書いたのは、そういうモチベーションをキックするためで、今は評論などが目的じゃない。ここは、とかく滞りがちな作業進捗報告をする作業所。

通報 ...
  • 73
    katka_yg 2025/12/15 (月) 23:32:21 修正 >> 72

    リー通読のトピックで今それと関係が? というと、ない。マジックリアリズムを名乗っているのなら、「マジックリアリズム」と「ダークファンタジー」のどこが似ててどう違うのか考えるサンプルになると思った、といったが、その比較にもそんなにならないか。

    方法論のほかに、小説の方法を駆使して先に何を書きたいかを「愛」としているようなところも似ている。それはでも、愛がテーマなんてあまりに一般すぎるだろう。言い当たる作家も多すぎてそれでは分類できない。その愛も読後に残っているか。わたしは、『砂の王』がもともと好きだったことだが古川氏の作品を通してファンというわけではもうないかな……。

    小説の本筋や主人公への興味から逸れて、作中で途中で退場した悪役(敵)のほうに多大な関心を寄せてその話ばかりしているというのは、読者が健全ではないのでその兆しがあったら離れたほうがいい。このまえはマキリップがそうだった。タニス・リーはさいわい、わたしは「主人公がどうでもいい」「もう作者が嫌い」と思うことはこれまでない。それはマジックのようなスタイルではなく、レトリックにあるのだろう。

    74
    katka_yg 2025/12/15 (月) 23:55:59 修正 >> 73

    いーや、そうでもなかった。ウルフ・タワーシリーズのクライディとか、パイレーティカなどはわたしは主人公にあまり好感をもって読んでもなかった。たぶん前期・後期で分けて90年代後半以降がそうなのではないかと。パイレーティカのアートは少女の反抗精神というよりは錯乱しているし。それも、まだ続きがあるのでパイレーティカは先に楽しみ。