かとかの記憶

神林長平 周回 / 21

34 コメント
views
21

『太陽の汗』読了。つぎ、『プリズム』。

子供のころ、水平に持った鏡を見ながら歩いた記憶がよみがえった。手にした鏡をのぞき込むと地面に穴があいたかのようだった。鏡に映る空は、地球を貫いた穴を通して見る向こう側の空のようで、その空へ落ちてゆくような危うい感覚があった。それは奇妙な非現実感だったが、いま私が見下ろしているこの光景もそれに似ていた。

本筋ではない一場面のイメージだが、「まばゆい空へ落ちてゆく」というのはこれではないだろうが、ただこの文章からそれを連想していた。

通報 ...