katka_yg
katka
2025/06/26 (木) 23:34:52
ブレンパワードでは、
エモーショナルなものを志向したのだが、
その呼称ゆえに誤解を孕んでしまった。
が、事象というものは、しばしばこのように
現れるという暗喩ではある。
『ブレンパワード』というタイトルが、頭脳をパワーアップするようなサイバーものだろうと思って皆が注目したが、そんなつもりは全然なかったという意味だ。ウソをつけ……としか思われない笑止な御文だが、小説版の序としてやはり掲げてある。
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そもそも放送当時に『ブレンパワード』にそんなに注目や反響なんてなかったと思う。アニメ見るためにWOWOW加入する人はいたかもしれないが、いたらがっかりしただろう。誤解されてる以前にアニメ誌の記者のような人以外に一般視聴者にはほとんど関心をもたれなかったはずで、その方がウソつけという感じでもある。
本放送でなくレンタルビデオで追っていたら何か月後という時間差は今よくわからないが、OSTの方が先になっていただろうし、「菅野よう子が勿体ない」という正直な感想だったと思う。ガンダムの富野監督だから興味、という見られ方は、V以降富野監督の名前にそんなイメージ消えているし、「復帰作」のようには見てない。アニメに詳しくてもWOWOWがOVA感覚だったら『ガーゼィ』の二の舞みたいに見えたと。
当時頃のTVアニメ全般が相当ひどい荒廃に見えてて、……という時代環境のことは、ここにくどく書くと富野通読と離れるので省くほうがいいみたいだ。
「エモーショナルなものを」←世界観的なものより。→富野アニメの蓋然論