さっき書いたようにわたしはこのたびの通読は小説家・富野由悠季の文章・文体に主たる関心があってしている。それは「富野節」とネットで言われるような、エキセントリックな意味にかぎらず、たとえば事件がまず起こって説明は前倒して進んでいくみたいな、筆法なども。だので、「アニメの設定資料」としてはさほど興味ない。
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さっき書いたようにわたしはこのたびの通読は小説家・富野由悠季の文章・文体に主たる関心があってしている。それは「富野節」とネットで言われるような、エキセントリックな意味にかぎらず、たとえば事件がまず起こって説明は前倒して進んでいくみたいな、筆法なども。だので、「アニメの設定資料」としてはさほど興味ない。
それにしても、比瑪ちゃん気持ち悪くないのかな……。『不思議に怖いという感情はまったくなかった』。子ども達はそれなりにびくびくしているので、アンチボディに適合するヒトはあらかじめそんな恐怖や嫌悪を感じないか、感じさせないかするんだろう。
「感じさせない」というと洗脳みたいでまた不気味な言い方だが、雛鳥の口を開けているのを見ると親鳥が無性に餌をやりたくなるとか、動物の仔をみれば異種でも「可愛い」と感じるような愛情の提示をしているのかもしれん。提示というのはアフォード、みたいな意味をいった。