かとかの記憶

リーンの翼 / 118

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katka_yg 2025/08/23 (土) 21:29:37 修正

ゴゾの愛妾のヘテーラ・モスラム、完全版ではモッスラ、の名前が面白いと思っているけど、無論バイストン・ウェルの人名に地上的な何かと関係があるわけではない。

ヘテーラは古代ギリシアの高級遊女(ヘタイラ)の響きから付けていると思うが、一口に遊女や娼婦といっても高尚な趣味でサロンを持っているような文化人でもあった。ギギとも地位が違うか……。ゴゾの愛妾のこの人は側妾、正妻ではないが地位は高いと思う。やはり高尚な趣味の老女。またあとの章で出てくる。

モスラムがモッスラにわざわざ直された理由はわからない。他のキャラクター達も各々にこうした変更が多い。

ゴゾの読書中の書名は『北の伝承、マランバラの夢』。ゴゾ・ドウは民俗学や各地の伝承研究のようなものに造詣が深いらしく、ズオウ大帝の趣味ではなかったかな……。イデオン頃のことは遠くなって細かくは忘れた。カララがイワン・ナミとかコダン・シャアに問い合わせてトダイ、キョウダイ、ホックダイのクワニ・ヤナダ博士にも訊ねるくだりのことは憶えている。

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