昨夜まででまだ1章と半だけど、ファンタジー読みだったら前章のハロウの死人のような美、異界美、などは落としたくない。勿体ないじゃないか。でも全文に書き下ろし描写は満遍なくて、それだけが目を引くわけじゃない。全体のバランスからみて、ここは減らしておいて、後で盛りますという計画でされている再編集のうちだろう。それは、自分で書いた旧原作がもともと傑作でなければ問題にされないから、その実績ありき。
ここまでは原理原則、型通りです。これを踏まえて、型破りに行きます。
言うのはいいけど、衒いなく言えるには自分に確固たる実績がないと恥ずかしくて言えない。くっそ大人が……という悔しさになるのが分かれば子供はまだまし、という話だろうか、だといいな。わたしだってリスペクトよりは憎々しい思いがする。
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『アニメを作ることを舐めてはいけない』のタイトルを「信じてはいけません」のように曲げた読み方は、考えられない。建前で本当は舐めてもいいですとは言ってない。常々の仰りようから、著書当時にさえ『今まで舐めていたと思う』との含意で言っているとは思える。『舐めたいものはまだある』もか。
わざとらしい作為のあるタイトルで、内容をみれば他の題はもっとありそうだろう、と読者は思うんじゃないか。