『男をうごかす力になっている女の色香以前の属性というものはなにか』
ゴゾ・ドウは知っているのだが、口にするのは難しい。言葉にしてしまうのは面倒なので、笑った。フッフフ……ハハハ! これは完全版の加筆。
この『属性』について、はるか以前の章(旧16新11)では迫水の台詞を借りて「女の魔性」と呼んだだろう。旧版のそれはいかにも陳腐な表現で、まだしも2010年頃の現代には「女性性」とでも呼ぶのがセオリーだった。その「女性性」なる言葉にせよ、女性の具体的にどんなところも意味してはいない、所詮ナンセンス語だとわたしは思う。
通報 ...