『キングゲイナー』についてはわたしは「そんなに好きでもない」と思っていて、今は富野小説の文章の興味でもあったし消極的に避けていたけど結局ぼつぼつとメモが増えてきそうなのでトピックを分けておく。
今、「イントロダクション」を閲覧しているのは『∀ガンダム』『リーンの翼』を振り返っている今その間の経緯、最初どういう気持ちや構想から発したのかのような印象がほしい。本作アニメについての富野発言等は当時の雑誌や、現在はきっとBDのライナーetc.にテキストは爆散してる。書籍は他にもあるがわたしは網羅しない。このイントロダクションは企画の発端や初期構想について。
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シンシア・レーンは一貫して好きなのとサウンドトラックより「デビルズ・アイシング」が今頃は単独の音楽楽曲としても好きなのでその詞について考えたりはしていた。
氷雪の歌
月は凍りつき 太陽はなく
冷気門を開き 存在を撃つ
ヤェーエェーヤァー(それは事実か)
「人の心がわかるマシンはいいな。そのくせ、暇なときに話し相手にはならないのは物足りないけど」
「言葉で語り足りるなら、存在本来の意味もないからだろう」
「なるほど。戦うマシンが『戦わなくていいや』ってなるんじゃ本末転倒なのか。それは言えてる」
「マシンを使いこなしたものはいない」
氷もって築 く息吹の主は
知恵と記憶それに 命そのものを
アァーエーヤァ(それは事実だった)
「言葉がマシンとして作動するとき、過去は事実となり知恵はただ記憶の内なる葛藤となる」
「フーム。毎日つらそうな話ばかり聞かされてつらいというあれか。泣いていいところ?」
「泣くことが慰めになるなら」
「過去の記憶って、心の傷ってこと? あたしにはそんな重い過去なんてないよ。ゲームで最強の自信はある」
「全てはゲームだと思う者もいる」
「そこまでお馬鹿でもないかな……。そうか、馬鹿だと思われたのは傷つくな」
無意味なほどに軽い涙は頬を落ちて、膝に届くまでに凍り粒となる。それだけの感傷が、
……命そのものを
氷の結晶にすべて埋め込み
存在そのものを消すのだという
人の為したこと 汚濁であるから
「そんな理由で世界も滅ぼすのか。世界を滅ぼすってどういう気持ちなんだ? 動画見れる?」
「自ら望んでしたことではなくても、結果としてそれに加担してしまうことはある。やってしまったことは酷すぎるので、そんなものを見てはいけません! そういう言い方がある。デビルを信じてはいけない」
「そっかー。デビルもつらいんだ?」
「やはり馬鹿か……」
ヤォーヤォーヤァー(それは事実とする)
ヤォーアアー(悲しいが)
アアーオオー(悲しめよ) 人よ
長い引用だな。このときは富野監督の文芸にみえる「蓋然的な言い方」やマジックについてと、テレパシーと他者を説得することのコミュニケーションのことをル・グイン等見比べながら追っていた続き。これは二次創作。
オーバーデビルというメカ(キャラクター)を好みとか、面白いと思っている富野ファンは現代にも、まず未来にもいまいと思うからそういうキャラの語りはわたしが独り占めにする。デビルを語らずにシンシアを語ろうというのは、ちょっとね。