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NINJA300 2026/05/30 (土) 10:49:03

Blue Originのロケット「ニューグレン」が大爆発 ベゾス氏「非常に厳しい一日」の画像

 Blue Originの大型ロケット「New Glenn」(ニューグレン)が、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地で行われた地上の燃焼試験中に爆発炎上した。米現地時間5月28日夜の出来事で、CEOのジェフ・ベゾス氏はX(旧Twitter)への投稿で「非常に厳しい一日だった」と振り返った。

 爆発が起きたのは「ホットファイア試験」と呼ばれる工程で、ロケットを実際には発射させず、エンジンや機体を本番同様に作動させて挙動を確認するものだ。試験は6月実施予定だったミッション「NG-4」の準備として行われ、当該ミッションではAmazonのブロードバンド衛星「Amazon Leo」48基を軌道に投入する計画だった。今後のスケジュールがどうなるかは現時点で不明だ。

 Amazonの創業者でBlue OriginのCEOも務めるジェフ・ベゾス氏は、Xへの投稿で今回の爆発による負傷者はいないと明かした。「全員の所在が確認でき、無事だ。根本原因を特定するにはまだ早いが、すでに調査に取り掛かっている」とした上で、「非常に厳しい一日だが、作り直すべきものは作り直し、再び飛行できる状態に戻す。それだけの価値はある」とつづった。

 Blue Originの直近のミッション「NG-3」は今年4月に成功している。一方、宇宙開発系メディアSpaceflight Nowが公開した映像には、夜間試験中の発射台を巨大な火球が包み込む様子が映っていた。

 Blue Originは5月29日、自社のXアカウントで「ホットファイア試験での異常」によって生じた残骸が、今後数週間にわたり海岸に漂着する可能性があると注意を呼びかけた。「残骸を発見しても、安全のため触ったり近づいたりせず、ただちに発見場所を報告してほしい」とし、専用ホットライン(321-222-4355)と問い合わせ用メールアドレス(MissionRecovery@blueorigin.com)を案内している。

「ロケット開発は難しい」

 Blue Originは衛星打ち上げや宇宙旅行をめぐる競争のさなかにあり、SpaceX、Rocket Lab、それにNASA自身ともロケット打ち上げ事業でしのぎを削っている。

 ライバルのSpaceXもまた失敗と無縁ではない。直近では今月、一見成功裏に進んだ「Starship V3」の打ち上げ後にブースターがメキシコ湾へ危険な形で落下し、当局による調査と機体の飛行停止につながった。昨年も同社は、ロケット開発で立て続けに失敗に見舞われている。

 なおSpaceXのCEOイーロン・マスク氏は、Blue Originの爆発を受け、自身が「ロケット開発は難しい」と語る場面を含む過去の動画を、Xに再投稿した。

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