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2025/10/14 (火) 04:40:14
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欧州市場の主要指標11時半 株は資源や素材関連に買い、金・銀が高い
【NQNロンドン=蔭山道子】13日午前の欧州市場で主要な株式相場は上昇している。貿易問題を巡る米中の対立が再び激しさを増すとの過度な警戒感は、ひとまず落ち着いた。13日の米株価指数先物の上昇も投資家心理を支え、欧州株式には値ごろ感からの買いが先行した。
国際商品市場では金や銀をはじめ貴金属への買いが続いている。分散投資先としての需要の強さや、現物の需給逼迫などが背景にある。ロンドンの金現物価格は一時1トロイオンス4079ドルと最高値を更新したほか、銀現物も一時同51ドル台後半まで上げるなど堅調に推移する。株式市場では英フレスニージョなど鉱業の一部銘柄で上昇が目立つ。
一部金融機関が目標株価を引き上げた欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルも上げるなど、資源・素材の関連銘柄に買いが優勢だ。オランダのASMLホールディングといった半導体や自動車、消費の関連銘柄にも買いが入っている。
英国時間11時半時点で、欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前週末比0.4%ほど高い。ドイツ株価指数(DAX)とフランスのCAC40はともに同0.5%ほど上げている。英FTSE100種総合株価指数は前週末比0.1%ほど小幅に上げている。デンマークのノボノルディスクなどの製薬や、防衛・航空関連は売りに押されている。
ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル63ドル台後半へ上昇した。非鉄金属は、国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の銅とアルミニウムの3カ月先物が買われている。
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