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米国株式市場 / 957

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13日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による次回12月会合での利下げ観測後退が重荷となり、5営業日ぶりに反落して引けた。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比797.60ドル安の4万7457.22ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は536.10ポイント安の2万2870.36で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比190万株減の12億4360万株。
 今週、複数のFRB高官から12月の政策金利引き下げに否定的な発言が相次ぎ、市場で利下げ期待が低下した。巨額の人工知能(AI)投資に対する懸念も根強く、IT大手を中心に幅広い銘柄で売りが膨らんだ。ダウ平均は前日まで4営業日の上げ幅が1300ドルを超えており、利益確定の売りも出やすかった。
 政府機関の一部閉鎖が終了し、米雇用統計など経済指標の発表が近く再開される見通し。市場関係者からは「直近の民間データを踏まえると雇用は失速していないとみられ、FRB高官の利下げに対する慎重姿勢につながっている」(日系証券)との見方が聞かれた。
 ダウ構成銘柄では、この日発表の7~9月期決算でケーブルテレビ事業の不振が目立ったウォルト・ディズニーが7.8%安。ゴールドマン・サックスは4.0%安、エヌビディアは3.6%安だった。一方、シスコシステムズは4.6%高。ダウ構成銘柄ではないが、テスラは6.6%安、グーグル親会社アルファベットは2.8%安だった。

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