みなさんおはようございます
いい朝であります、現在6時少し前ですが、あと18時間の残りの今日が、良き日になる予感がするそんな朝でありましょう。
さて、先ずは土曜日ですが実は前年も開催したへら鮒公園沼の藻刈を今年もやったのであります。
「午前7時集合」とのことでしたが、マスターことM田会員を篠路でピックアップしたのが5時でありました。
現地でゴムボートを組む関係上、前乗りしたかったのでこうしたスケジュールになったのですが・・・、「現地に一番乗り」ではありません。
現地へら鮒公園沼駐車場到着時には、既に数名が集まっておりました。
ボートを仕立てている間にも次々と、参加者は参集してくれました結局昨年度の倍以上の参加者を得てことが開始されました。
また、同公園全般を管理する北村温泉からも2名の職員さんが参加をいただき
つくづく数は力を痛感する頼もしさでありました。
段取りを組んで「いざ!!」、「車で引っ張ります」前年も参加してくれたアッキさんの提案で、『管理人が操船するゴムボートの積んだ藻刈器を沖に投げ込み装着したロープを延長して、車で引っ張る』とした作業工程でことを進めることになりました。
こうした機動力によってスイレンまでをも一網打尽で刈り取りが進みます。
結局トイレ前から始まった作業は西面の旧官舎下まで作業を進めて、終了の午前11時(道中で一服あり)には軽トラで10杯以上(多分20UP)の藻を刈り取ることができました。
「お陰様で」関係各位、ご協力者には心から感謝を申し上げます。
その後12時過ぎまで駐車場で反省会をし、解散後は北村の『す〇や』で新べら4名で食事をし、月形でまったりと2時間強ほど竿を振って4枚を釣って帰宅しました。
さて翌日は例会であります。
浦臼新沼の例会が開催されました。
例会の様子をレポートしたいのですが、実はこの日は例会を中座しており、浦島太郎状態ですのでレポートはでき得ません、というのも日本釣振興会の会員でもある管理人はこの日12時から札幌の道新さんで開催されるネオニコ(農薬)関係の公演に参加するために午前10時前には竿をたたんで(オデコでした)しまったので、結果さえ知らないほどの状況でありました。
結局2時間弱の公演を拝聴し、大変に意義深いそれに深い感銘を得て午後4時過ぎに帰宅しました。
講演会の模様は、道新さんが映像公開を含めて自社媒体で成すはずですので、管理人的な手持ちはありますが公開は社会通念上も商業上も鑑み控えます。
といったことで2日間の釣りで4枚・・・。
しかして、土曜日はスイレンや菱藻を、日曜日は貴重なる公演を得て、「釣果に勝るそれを得た」と日記にはとどめておきます。
それにしても、ネオニコチノイド系の農薬はサイレントキラーであり、特に止水域には非常に大きな影を落とすそれであります。
見・聞き・調べる・どの場面でもそこに横たわる見えない巨躯たる恐怖感は空恐ろしいものがあると、今回の公演を通じて思い知らされたのであります、本当に怖いです。
そういえば、土曜日の月形では管理人の師匠たるI山さんにお会いすることができました。
同師匠が所属する、Nへら会さんは今年の例会は大外しが続きました。
伊藤沼・雁里沼ともに釣果者が数名とのことで、師匠にとってなおその憂き目にあったとのことでありました。
曰く、「勝って騒がれる相撲取りにならず、負けて騒がれる相撲取りになれ」とのこと、そうしたことなればこの人を置いて他になしのレジェンドですらオデコになるほどの不調沼とは・・・、どれほど酷かったのかと伺うと、「ウグイすら当たらない、兎に角当たり無い系の釣り」との由、「あの伊藤沼あの雁里沼でウグイすら当たらないんだ・・・」ことは、近年の釣り場の傾向が凝縮したそれと承ったのでありました。
そうした昨今の北海道の釣り場傾向は、特に田んぼの中に所在する沼には顕著な傾向であると管理人は見立てております。
そうした背景の沼では、小型が釣れなくなり、来ればデカイ状況で、型物アルアルで説明が及ばないほどの喰い渋りで、いざの喰い当たりも弱く、昨日の新沼ではウグイさえ渋っている状況でした。
昔の北村の沼の代名詞ともいえる、クチボソなどのジャミはすっかりおとなしくなって釣易くなり、長じてはジャミ当たりすらない現状が釣り人に与える印象は、「沼そのものが瀕死?」と映っているのです。
ダム湖には一定の生物を水質インジケーターとして放すのが常で有りますが、現在の北村の沼には自然発生のそうした生物インジケータはいなくなってきております。
「ウグイも静かだし、釣易くっていいわ」を経て、いつしか釣り人はこう言います、「ジャミ当たりでもいいから」苦しくなってきた釣り人はこうして当たりがない釣のつまらなさを痛感するのです。
月沼という沼があります、浦臼新沼の隣の沼で水路でつながっております。
ここは本当に釣れる沼でありました。
ただし、釣れるへらの大半と言ってよいほどのそれは寸足らず、所謂検寸対象外の15cm未満のへらでありました。
「いやいや、日並みによってはまずまずの型も来るよ」「へ―そうなんですかどのぐらいの?」「いやいや大きくっても8寸ほどだけどね、後半は小さくなるけ・・・」
その時々は日並によって8寸も来る小型の沼は、今や寸足らずどころは当たりない系の沼になっております。
あれほどいた寸足らずは、ごっそりとどこぞれ引っ越したのかのような釣り場に様変わりしているのであります。
他方では滝川公園沼は相変わらず寸足らずが悩ましい沼であります。
両社の決定的な違いは、田んぼなのであります。そこに田んぼが歩かないか、極端になるかもしれませんがそこにネオニコ農薬があるのかないのかと言い換えれます。
曰く、一部を見て全部を語ることなかれ、確かに自然界の中での事象には上振れ下振れ時期や期間による事象の不定はつきものであり、系統立てた思考には聊か象例が少なすぎることはごもっともであります。
ただねー、ことネオニコを現在の北海道のへら鮒釣りに当てはめると、随分と合点がきっちりと行くのであります。
あまりに納まりが良くって、そうした気味が悪いほどのおさまりの良さを、大沼公園に当てはめた時に、当てはまる恐ろしさは、現在絶好調といってよい茨戸湖の未来を映す鏡として恐れる必要が、少なくとも警鐘を鳴らさねばならないと管理人は思っております。
ネオニコは生態系の食物連鎖にも大きく食い込みます、組み込まれるといった方が判りやすいかもしれません。
それが一定程度の枠を超えた時に引き金が引かれます、知れば知るほど怖さが身を震わせます。
今回の公演で一番印象に残った言葉、ネオニコは節足動物(昆虫など)にのみ劇的な効き目があるハイハイ聞いてますよー。
なおプランクトンは節足動物ですハイハイって聞いてねーよー。
なおネオニコは水溶性です・・・。
たしかへら鮒ってプランクトンイーターでしたよねのココロダー