名無しのイカ
2023/06/21 (水) 03:36:20
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イカタコちゃんはナワバリとかで元気よく沢山からだ動かしてるしきっとたくさん汗とか書くんだろうな〜と思ってる。
んでもってきっと着てた服とか洗濯し忘れて着た時にミ"ッ!!ってなるイカちゃんはきっといる。
あと好きな子の服ギアをこっそりとスンスン…スンスン……❤
って嗅いでるすけべタコちゃんもいる。絶対にいる。
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凍結されています。
イカちゃん、面倒くさがりだから普段洗濯物を畳む習慣が無くて洗う前なのか後なのか区別がつかなかったんだろうねぇ
タコちゃんはそんなイカちゃんの部屋の惨状を見て「しょうがないなぁ」って畳み始めるんだけど、つい誘惑に負けてクンクンしちゃったんだそうなんだ
百合は門外漢だが匂いネタはいいものだ……とてもいいものだ……
ピンポーン。どこか間の抜けた音があがる。開いてるよー、と目の前のドアの奥から大きな声が聞こえた。いつも通りの反応に、少女は小さく息を漏らす。年季の入ったノブに手をかけ回すと、言葉通り扉は容易に開いた。
「ちゃんと鍵掛けないと危ないって言ってるでしょ」
「だいじょぶだよ。防犯カメラあるって大家さん言ってたし」
「それは何かあった後に活躍するものでしょ」
悪びれる様子もなくケラケラと笑うインクリングに、オクトリングは深い溜め息を吐く。女の子の一人暮らしで鍵を掛けないなど無防備どころの話ではない。事件が起こってからでは遅いのだ。
鍵とチェーンを掛け、少女は靴を脱いで部屋にあがる。室内は相変わらずの惨状だった。レジ袋にペットボトル、雑誌の山に服の山。大層な散らかり具合だ。これでは空き巣が入っても気づくことができないだろう。
この間片付けたのにこの有様である。維持できるとは毛頭思っていなかったものの、いざ現実を突きつけられると気分は下降していく。形のいい眉が苦々しげに寄せられた。
「ちゃんと片付けなよ」
「片付けてるよ? ただ、昨日ちょーっと散らかしちゃっただけだよ?」
呆れるオクトリングに、インクリングはとぼけた調子で返す。まあるい目はこちらには向けられず、宙をウロウロと泳いでいた。明らかに嘘である。一日でここまで散らかせたらもはや天才だ。
「あっ! そうだ! なんと! なんとですね!」
少女は大声をあげる。何だ、と眇目で見やる。友人は、じゃーん、と大袈裟な効果音を口にしながら部屋の一角を指差した。
「洗濯ちゃんとしたんだよ! えらいでしょ!」
得意げに胸を張る少女に、呆れ返った視線が向けられる。賞賛の声を求める少女は、きょとりとした目で友人を見た。
「何で畳まないの?」
「え? 畳まなくても着れるでしょ?」
「効率が悪いよ。毎回この山掘って服着る気なの?」
「いつもそうだけど……」
インクリングは不可思議そうに首を傾げる。まるでそれが常識であるような口ぶりだ。実際、彼女の中ではそうなのだろう。世間はどうであれ。
はぁ、と何度目かの溜め息。洗濯物の山に近づき、すぐ隣に腰下ろす。正座した膝に山の頂上にあったタオルを取って置いた。そのまま流れるようにテキパキと畳んでいく。世話を焼くのはいつものことだ。いつもあってはならないことだけれど。
アイス食べる、と友人は問う。食べる、と手を止めずに返した。パタパタと駆ける音が部屋に取り残された。
すぐ隣のキッチンから流れる物音を遠くで聞きながら、オクトリングは丁寧かつ手早く洗濯物を畳んでいく。さほど量のない山はすぐさま高度を失っていった。
最後の一つを手に取る。膝に広げると、かすかな違和感を覚えた。干したてにしてはあまりにも皺だらけだ。こころなしか、どこかしっとりとした手触りをしているように感じる。不可思議なそれを眼前に広げ、少女は首を傾げる。一拍、おそるおそる生地を鼻先に寄せた。
「汗くさ……」
鼻孔をくすぐる酸い臭いに、少女は顔をしかめる。彼女のことだ、きっと脱ぎ散らかした服の上に洗濯物を放り投げたのだろう。一枚だけ洗い忘れるのもまた彼女らしい。らしいが、不衛生だ。長い睫毛に縁取られた目が険しげに細められた。
汗臭さの奥にふわりと何かが香る。彼女の匂いだ。スキンシップをよく取りいつでもくっついてくる彼女の匂いだ。いつ脱いだか分からない服、汚れの塊から臭うものだというのに、心はどこか安らかなものを覚える。一緒にいるだけで安心感を覚える彼女の匂いは、少女の心に刻み込まれていた。
しばしの沈黙。コクリと息を飲む。そのまま、オクトリングは再び服に顔を寄せた。すぅ、と鼻で小さく息を吸う。汗と彼女の匂いが混じり合った何とも言えない香りが少女の肺を満たした。
洗っていない服に顔で触れるなど不衛生だ。何より、他人の服の匂いを嗅ぐなど異常だ。けれども、安らぎを求め少女は小さく呼吸を続けた。
「おまたせー。イチゴでよかったよね?」
ガチャ、とドアが開く音。元気な声。友人の声。服の持ち主の声。引き戻された現実に、息が止まる。見られた。確実に見られた。人の服の匂いを嗅ぐ現場を。
「え? どしたの? なんか付いてた?」
「…………これ、洗ってないよ。汗臭い」
きょとりとした声をあげる友人へとぎこちなく振り返る。ほら、と努めて平静を装いながら服を渡した。受け取った彼女は先程の己と同じように鼻を寄せる。うわマジだ、と苦々しい声があがった。
「うわー、ごめん。ばっちぃよね」
「慣れちゃったよ。いいからアイスちょうだい。溶けちゃうでしょ」
棒アイスの袋を持つ友人に手を差し出す。心臓がバクバクとうるさく脈打つ。普段通りにできているだろうか。気づかれていないだろうか。緊張と不安が少女の胸を埋め尽くした。
ほい、とアイスを渡される。すぐに顔を逸らし、袋を開けた。ビニールが破れる音が小さく響いた。
「また洗濯しなきゃなー」
めんど、とこぼしながらインクリングは腰を下ろす。彼女もまた袋を開けた。黒い口にチョコレート色のアイスが消えていく。んー、と満足げな声があがった。
「あっ、洗濯物ありがとね」
「今度からは自分で畳んでね」
心音を押さえつけながら言う。はーい、と気の抜けた声が散らかった室内に落ちた。
そもそも汗かけるんだろうか 哺乳類じゃないけど・・
哺乳類どころか、汗かくんってそん中でもごく一部やぞ