Splatoon3 - スプラトゥーン3 攻略&検証 Wiki

Xマッチ / 1349

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名無しのイカ 2025/08/20 (水) 16:28:09 b5183@cdb91 >> 1331

スプラトゥーン統計課さんが分かりやすい解説してたので貼っておきます

いつも興味深い統計をありがとうございます。 理想的なレーティングシステムとは何かを自分で考えようとしたのですが、議論が袋小路に入ってしまい、どうすれば良いのか分からなくなってしまいました。知識が豊富な統計課さんなら解決策をご存知かもしれないと思い、この度メッセージを送らせて頂きました。 まず、良いレーティングとは何かを考えると、以下の3つの条件が挙げられます。 条件A:レートが近い人とマッチングする 条件B:レートが一定値に収束する 条件C:レートが実力を表す ここで、各条件の前提を考えます。 Aが成り立つ前提は、レートが実力を表すということです。実力と乖離したレートを基にマッチングが決定されても意味がありません。 Bが成り立つ前提は、レートが近い人とマッチングするということです。そのような前提なしにレートが収束するような計算式はレーティングシステムとして不適切です。 Cが成り立つ前提は、レートが一定値に収束するということです。収束しなければ実力を表すとは言えません。 ここで、各条件に前提を付け加えると、 条件A:Cを前提とし、レートが近い人とマッチングする 条件B:Aを前提とし、レートが一定値に収束する 条件C:Bを前提とし、レートが実力を表す となり、ここで循環論法が発生してしまいました。 個々人の実力は確率的なものだと考えると、一定値に収束するとの仮定が誤っているのかもしれません。また、レートの計算式も何かしらの影響を与えている気がしますが、今一つ確証が持てません。 この議論における問題点は何でしょうか?循環論法を抜け出すことができると思いますか?統計課さんならどのようにレーティングシステムを設計しますか? 長文失礼しました。お返事頂けますと幸いです。 | マシュマロ
Splatoon 統計課さんの回答「Aはマッチングの話、BとCはレーティングの話なので、混ぜずに別々に考えるのがよいと思います。 A(レートが近い人とマッチングする) 基本はレートが近い人同士を当てると、試合が接戦になって楽しく、公平にも見えやすいので好まれます。これを実現するにはレートの精度が高いほうが良い――ここまではその通りです。ただし、これはマッチングの方針の話であって、レーティングの計算ルール(アルゴリズム)とは別物です。一方で、良いレーティングは良いマッチングを助け、良いマッチングはレーティングの学習効率を上げるという相互作用はあります。 B(レートが一定値に収束する) これは条件というより、レーティングの望ましい振る舞いの一つという方が正確だと思います。新規プレイヤーや久々の復帰勢は情報が少ないため、システムは実力を測るのに不利です。多くの方式はここに「自信度(不確かさ)」を導入し、自信が低いほど更新を大きく、自信が高まるほど更新を小さくします。結果として「試合を重ねると動きが小さくなる」という振る舞いが現れます。なお、実力は時間とともに変わりうる前提なので、完全に一定値へ貼り付けることはせず、予測が当たる(校正が良い)・無駄に変動しない(安定)・変化に遅れず追随できる(機敏さ)のバランスを狙って設計されます。また、多くの方式は実力差(期待勝率)に応じて更新量を調整するため、レートを落ち着かせるためにA(近い相手だけを当てる)を満たす必要はありません。もちろん、近い相手との対戦は情報量が高く、学習が速いという利点はあります。 C(レートが実力を表す) ここはレーティングシステムそのものの設計です。何をもって実力を推定するか、試合のたびにどれだけ動かすか、不確かさをどう扱うかはアルゴリズム次第です。B(収束)は必須条件ではありません。多くの現実的な設計は、まず予測の当たり具合を最優先にしつつ、無駄な変動を抑え、実力の変化にはきちんと追随できるように調整します。 興味があれば Elo や Glicko-2 の解説を調べてみるのも良いと思います。参考として、はくさんによる分かりやすい入門記事「Splatoon 2 の X パワーの仕組みを解説」もおすすめです。https://note.com/hk_spl/n/nb994bd8fd138」
マシュマロ

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    名無しのイカ 2025/08/20 (水) 19:35:52 744a4@63ef7 >> 1349

    >> 1349
    わっかりやす。とても参考になったわ。情報ありがとう。
    この内容がSplatoonのレートシステムとして採用された時にどうなるのか、をイカ研がどこまで検討したかだよね。本気で試合をしたい人達にとってはこの統計課の案は良いのかなって思ったけど、果たしてイカ研がそれをヨシとしているのか。別の目的で今のレート制の方を採用したのか、がわからん。遊んでる身としてはパーティー要素の方が強そうだなと思ってる。結局e-sports化しなかったあたりを考えると。
    どっかで妥協するしかなくて今のレート制なんじゃないかなと邪推したり。