メモリー拝見しました
私も最近S+10に上がったばかりの若輩者ですが、参考になれば幸いです
(間違っているところもあるかもしれません…ご容赦ください)
マテガイ放水路はご存知の通り砂時計型の形状をしており、相手陣地までは行くには中央を必ず経由しなくてはなりません
そのため一度味方陣地まで攻め込まれると打開は非常に難しく、しばしばリスキルも発生するステージです
ですが逆に攻めるルートが限られているので、打開をどうするかよりも、いかに味方陣地まで攻め込まれないようにするか、が重要であると思います
ボールドは機動力やキル速に注目されがちですが、塗りもトップクラスの性能を誇ります
マテガイ放水路では、その塗りを活かした立ち回りがおすすめです
具体的に言うと、キル重視や敵陣荒らしを重視した立ち回りではなく、サポート寄りの立ち回りです
メモリーでは最初から敵陣に乗り込み、キルを狙ってらっしゃいましたが(スクスロを落としたのはお見事でした)、マテガイ放水路の初動としてはあまりおすすめできないかな、と思います
エリアが2つに分かれてるステージなので、2つのうち1つでも確保できれば、カウントを止めることができます
マテガイの初動はとりあえずエリアを1つは確保して、カウントを進ませないようにすることが大切です
次に、マテガイ放水路で重要なのは中央エリア手前の塗りです
ガチエリアではなるべく長い時間エリアを塗ることが求められます
ですのでエリアよりも味方側に近い範囲を味方のインクで塗っておかないと、インクを回復できる場所が少なくなってしまいます
また、敵が仮に侵入してきた場合にも、相手インクより広い範囲を味方インクで塗っておけば、敵より有利な塗り状況で闘うことができます
味方の重量級のブキたちが動きやすくなるためにも、エリア手前の味方陣地の塗り状況は常に意識することが大切です
ガチエリアでは縦(攻撃)の動きと、横(守りと塗り)の動きの両方を意識しましょう
さらに、スペシャルも活用することも大切です
ハンコは弱い弱いと言われることの多いスペシャルですが、ボールドにとっては射程を伸ばしてくれたり、厄介なボムを消してくれる心強いパートナーです
わかばのスプボムやスクスロの炭酸ボムも一振りで消してくれます
キル重視でガンガン前線にでる立ち回りだと、塗りが足りなくてなかなかスペシャルが貯まらない…という場合が多いですが、エリアの塗りや味方陣地の塗りを重視するとスペシャルが貯まります
屋根上にいる長射程を狙うのもありですが、ほぼ一直線になっている中央の通路で、エリアを塗って前線を上げようとしてくる相手に向かってなげるのもおすすめです
771さんが悩んでいた、エリアで対面する正面の敵に対しても有効で、スペ増を特に積んでなければ、シャーカーやスシより早くスペシャルが貯まるので、自分より射程の長いシューターやローラー、ブラスターに対して使えます
加えて、エリアが2つに分かれてるステージなので、一旦後ろに引いて、敵のリスボーン地点に近い側のエリアを塗った敵が自陣右側に侵入してきていないか確認することをおすすめします
メモリーでは、自陣側のエリアには注意が向いていたものの、もう一方にはなかなか注意が払えていなかったので(あと高台からスプリンクラー戦法は今回だとエクスロとアメフラシの餌食になる&そんなに塗れないので、やめといた方がいいと思います…途中屋根に登ったのって多分このためですよね?)
あと役に立つこととすると
・エリア中央の出っ張りの側面を塗る
→機動力を発揮できる足場を確保できる
・柱を利用して回り込み、後ろからキル
(メモリーの最初のキルを、さらに敵陣地側の半透明なガラスの柱を回り込んでから行う感じです)
→塗り状況がよく、味方が誰も落ちていない状況なら、敵の注意がエリアの確保や自分以外のプレイヤーに向いていることが多いので、キルがとりやすい
逆に、味方の人数不利の状況でそれを行おうとすると、敵陣に到達する前にキルされます
ガチエリアを確保されると焦りますし、早くカウントを止めようとエリアに突っ込んでしまいたくなる気持ちは痛いほど分かります(私もしょっちゅうそれが原因で死にます)
ですが、射程が短いボールドはその機動力を持ってしても、1人でできることには限りがあります
ですので、人数不利の状況で1人で打開しようとエリアに向かうのはやめておいた方がいいと思います
ガチエリアで味方が人数不利になった時は、生存している場合はエリアと手前を塗りつつじりじりと後退する
そしてそれが無理な時はスパジャンで逃げ、スペシャルを抱え落ちしないようにすることが大切です
スペシャルは打開の鍵です
味方のスペシャルが貯まっているか、自分のスペシャルは貯まっているかを確認してから打開に望むようにしましょう
そして、打開は味方が全員復帰してから行うのが基本です
人数不利の時の打開は、うまくいかないことが多いです
今回は味方がアメフラシ×2、ナイスダマ、ハンコという構成だったので、アメフラシで相手の足元を奪い、ナイスダマでノーチラスとエクスロを後ろに下がらせ、その隙にエリアを塗り替えしつつハンコで追撃…という形が理想的だったかな…と思います(野良だとなかなかタイミングが合いにくいのですが、イカランプを見て、仲間のスペシャルが貯まっているかは常に意識しておきましょう)
また、マテガイの自陣高台は左右に広いので、ガチエリアではほぼ使わないであろう自陣右側を使ってスペシャルを貯めたり、自陣左側に集まっている敵を側面からキルしに行ったりという立ち回りもできます(潜伏ローラーやチャージャーとスピナーの見張りに注意)
コメントありがとうございます!!
詳細に分析していただき大変うれしいです
分析を受けての振り返りを乗せておきます。長文なので折りたたんでおきます
分析の内容の中で主に4点が改めなければいけないなと感じました。
①味方との連携
これは以前からの課題点です。抑えこまれていると自分がどうにかしなきゃという意識が強くなってしまいます。意識改善のため、今度抑えこまれた時は重量級の直掩に回ってみようと思います。
③と関係することですが、どのブキにどのサブとスペが持っているかはほとんど覚えていません。そのため、何のスぺを自チームが持っているかほとんど分かっていませんでした。ついでに言えば、ブキの特徴などもあまり把握できていません。これは、このwikiのブキページを少しずつ確認していこうと思います。
②視野&先に向けた行動
分析を受けて、抑えこまれている時は視野が非常に狭くなると気が付きました。具体的には、イカランプに目を向けていなかったことが挙げられます。抑えこんでいる時は目を向けられることもあるんですけどね...イカランプの確認はナワバリで磨いていこうかなと思います
それと先を見据えた行動がとれなくなっていました。具体的には高台に上ったことが挙げられます。なんで登ったんでしょうか?思い返しても分からない...
③スペシャルの扱い
これも以前からの問題点です。課題点なのですがなかなか改善が難しく感じています。これは、有効に使えないことが多いからあまり使用しない→上手くならないというスパイラルに陥っていることも一因だと思います。実戦で磨いていくしかないのかなと思っています。
④ステージごとの立ち回り
これについて考えが抜けていました。初動において顕著です。私は、初手で相手をキルしに行くことが多いです。これは、イカ速39積んでいることや初手が成功すればそのまま勝てることが多いからです。特にナメロウやマサバは成功しやすい気がします。その成功体験のせいでどこでも初手キル狙いをしてしまいがちになっています。分析にもあったようにこれはマテガイ放水路では有効でないので、控えるべきでした。つまり、ステージごとの初動を分けておらず、有効な行動を取れていなかったということです。少しずれますが、長射程と短射程が分断されやすいステージで初手キルが成功しやすい気がします
初手だけでなくステージごとの特性と対策を考えられていませんでした。今までなんとなくプレイしていましたが、ステージえお個別に考えて行こうと思います
大変有益な分析助かります!!
他人に見てもらうと学びが多くて楽しいです