マウスジョイスティックをアーケード戦闘にすると90度垂直を向いた時点(時速900km)でピッチを受け付けなくなった。このままピッチ上げを続けようとすると機体が真上を維持しようと勝手にエルロンと(F-15だから)尾翼までがロールしようとして暴れ始める。つまりマウスジョイスティックの「アーケード戦闘だとこれ単体では90度以上ループできない。」インメルマンすらさせてもらえない。
スタンダードにしたら何事もなく360度ループしきった。
アーケード戦闘(Simplified)だとマウスを上げてピッチアップし、スタンダードだとジョイスティック=操縦桿と同じくマウスを下げてピッチアップするが、もう一つ仕様が違うのがたぶんこれなんだろう。わざわざピッチ軸反転とかではなくアーケード戦闘って銘打ってるのはこういう意味だったってことに。
90度以上ピッチ角動けないって意味だと爆撃機の胴体上下の機銃座みたいだ。勝手にロールを始めるってのもここで説明がつく。機体が91度以上ピッチしようとすると反対側を向こうとして180度ロールしようとする。ところが操作はまだ機首上げというか上向きを要求するからまた勝手にロールでひっくり返して戻ろうとする。そうこうしてるうちに失速してフラットスピンが起きる。
この操作の場合垂直に反転しようとしたらピッチ90度で真上向いた時点でピッチ上げ操作をやめ、急いで180度ロールし、そこからマイナスピッチで機首を下げて水平に戻すって言うアクロバットのレシプロ機みたいなおおよそ戦闘機ではやらない奇怪な動きをさせることになる。
あるいは90度まではマウスでピッチさせ、この時点で一旦マウス側のピッチ操作を0に戻し、キーやスティック側で91度より先をやらせるくらいのことしかできない。
アーケード戦闘の操作の実態はピッチ操作と上向き指示という二重操作になってるから起きてるってことになる。
ほへぇー。