パトレイバー
NEW OVA の方は、多分、今回、初めて観た訳だけど、らしい話が多かった気がする。(まだ数話残っているけど)
後藤隊長の掴みどころのない飄々とした雰囲気が、これだわ~!!って感じ。
順番としては、劇場版の方が、先だったのかもしれないけれど、
キャラの性格付けや各エピソードの顛末などは、OVAの方が、原作イメージに近いよね。
9話の「VS(バーサス)」とか、12話の「二人の軽井沢」とか、女性陣がメインの話も面白くて。
香貫花とお武さん、どっちかTVオリジナルだと思っていたけど、
調べたら、最終的に漫画版にも逆輸入されていたみたい... 知らなかった...
野明もお武さんも、ボーイッシュで男勝りだけど、時々、妙に女性らしい魅力を放つので困るんだよ~。😅
調べついでに、劇場版の2は、OVAの後で、そうだよね... って納得。
やはり、しのぶさんのイメージは、12話のイメージで、なんと言うか、おぼこちゃんな感じ。
劇場版は、劇場版で、別の世界線と考えれば良いと思うけれど、
あっちのしのぶさんに違和感を持つファンが多いのも、分かる気がするなぁ...
それにしても... 毎回、お約束だが... これが30年以上前の作品という事に、改めて驚愕するわ!!
やっぱり、面白いんだよなあ... この頃のアニメは...
今のアニメは、確かに綺麗だし、面白いアニメもあるけれど...
古いアニメを観直して、つくづく、思うんだよなぁ...
単なるノスタルジーではないな... って。
タイムボカンしかり、ガッチャマンしかり、ウルトラシリーズしかり...
原点は、これだよなぁ... って。
この頃のアニメって、何も無い所から、試行錯誤の繰り返しが常だったように思う。
だから、無意識なんだろうけど、常に新鮮な驚きがあったように思う。
最近のアニメは、ある意味、フォーマットが出来上がっちゃっている気がする。
ゲーム業界も似たような状況かもしれない。
新鮮な驚きとして、解像度が上がりました、フレーム数が上がりました、AI導入しました... みたいな。
オマージュと言えば、聞こえは良いが、それは、既存作品のパクリとも言える。
お話の中身にしても、ゲームシステムにしても、なんか見た事あるな... と感じる物が多い。
本質的な部分で、新鮮さを感じる物が、本当に少なくなったように思う。
新しければ良いという物でもないし、古いからダメという物でもないけれど、
結局のところ、才能と環境と運次第と言ったところか...
スクウェア・エニックスにしても、SONYにしても、
優秀な人材を集めて、金と物の力で環境を整えたはずなのに、いくつもスタジオを潰している。
そういう意味では、今度のパトレイバー、監督が出渕さんになって、
当初、ゆうきさんと二人で考えていた「本来」のパトレイバーを作りたい... みたいな事を見聞きしたけど、
押井さん抜きで、最新の環境で、どんなパトレイバーを見せてくれるのか?
色々な意味で、これからの試金石としても、非常に楽しみな作品である事は、間違いないと思う。
【追記】
欲を言えば、TVシリーズも、どこかで配信してくれないかなぁ...
そもそも、今回TVシリーズが含まれなかったのは、どういう事情なんだろう?
新作と合わせて、辛抱強く、待つしかないね。
これまでだって、何十年も待ってたんだもん。
益々、長生きしないとだなあ... まだまだ、頑張るぞ!!
熊耳さんと香貫花ですが、私は漫画版が先だったので、香貫花は旧OVAで知りました。
で、熊耳さんが漫画版にしか登場していなかった理由ですが、勝手な推測になるんですが。
漫画版では2巻以降、最終巻の22巻まで第二小隊員として登場しています。
ちなみに、第1巻は野明たちが第二小隊に配属されるところから、高速道路でイングラムを受領して、
タカアシガニ(アニメ版ではピッケル君)を逮捕するまでを描いています。(旧OVAの1話相当)
その後、第2巻で太田の暴走を止める為に、巡査部長という上官として後藤隊長が連れて来ます。
さらに第2巻からはシャフト社製レイバーの話しも出て来て、内海課長も登場します。
ここまで書くと分かると思うんですが、漫画版はシャフト社製レイバーと篠原製イングラムの話しなんです。
で、私の推測ですが、漫画版はアニメ版と違って、遊びの少ないリアリティ重視の作風なので、
(アニメ版は、たぶん押井さんか誰かがギャグ要素を入れたがったのかもね)
だからニューヨーク市警察から警視庁に研修に来るという、実際の警察機構では有り得ない設定よりも、
よりリアリティのある、熊耳武緒というキャラをゆうきさんは選択したんだと思います。
こういう経緯もあって、私の中では香貫花よりも熊耳さんの方がパトレイバーのキャラなのです。
もちろん漫画版にも香貫花は登場するんですけどね。
アニメ版は元々2クールの放送だったんですが延長でグリフォン編をやる事になり、熊耳さんの登場はなかったんですが、内海課長との話しもあるので登場する事になりました。
自分も、リアタイで、サンデー立ち読みしていたので、
漫画版が先で、アニメの方は、タイミング的に、ずっと後になった。
ぶっちゃけ、中学以降、部活やら何やら、そもそも、家にいる時間が、ほとんど無くて、
社会人になったらなったで、仕事が忙しくて、ゆっくりアニメを観る時間なんて無かった気がする。
だから、ずっと、漫画版が原作だと思っていたんだけど、
どうやら、ほぼ平行して、漫画版とアニメ版を展開していたらしい。
元々は、ゆうきさんとブチさんの二人で進めていた企画のようで、押井さんは、後から参加したらしい。
ゆうきさんは、漫画の人のイメージが強いので、
アニメ制作を考えた時に、それなりの経験がある人を探していたのかな?と。
押井さん、タツノコで演出を担当していて、
タイムボカンシリーズなどで、独特のギャグセンスを発揮していたみたいなので、
そういう経緯を知ると、なんか、色々と繋がるような気がするんだよね。
確かに、ちょいちょいギャグ挟んで、ずっこけるシーンって、お約束だもんね。
これも、遡ると、時代的に、ドリフのコント辺りが影響していたんだろうなぁ... とか思う。
まぁ、とにかく、漫画版とアニメ版は、どっちが原作とも言えない関係らしく、
ヘッドギアが企画した大枠で、ゆうきさんが漫画を描いて、押井さんがアニメを作った、みたいな?
だから、やはり、異なる世界線の話と考えるのが、一番、妥当なのかもしれない。
言ってみれば、ゆうきさんと押井さんの、競作といった面もあるかもしれないね。
で、漫画版のグリフォンが好評だったので、アニメ版にも採用したと。
香貫花は、その逆。
自分的には、やはり、漫画版が原作と思っていた事もあって、ゆうきカラーが好みかな。
と言うか、パトに限らず、押井さんの味付けって、なんか、こう、くどく感じる事が多いかなぁ?