8月29日 9月からモンテビデオ再開発計画の大規模計画が始動
オルドーニェス政権の最重要公約が開始された。本計画は、オルドーニェス大統領によって4月の建国時から度々発言されてきており5ヶ月の設計期間を経て、計画の開始が宣言された。
5月には、内戦時に損傷した市街地を解体して、将来的に成長な首都都市として政府主導で建築物も配置すると発表しており、国内のさまざまな企業の設計陣や有名な都市デザイナーなどを国内外からも雇い本格的な設計や計画、予算付けが開始された。それと同時に、一部公共施設などでは新都へのリクエストなどのが開始されており、制限日までに1000枚以上のリクエスト書が書かれていた。これは、国民の本計画への期待が表れているだろう。これらのリクエスト書は政府からは分離された第三者機関が新設され、リクエストの分類や傾向をまとめられて都市再生設計委員会に送られて、大小様々あるが全て計画に盛り込まれるとしている。
計画の概要が本日発表された。発表されたモンテビデオ新都計画の特徴と言えるのが、モンテビデオの中心部の独立広場だろう。建国の父アルティガスの像が設置された独立広場の中央部は平坦に整備されておりロボットなどで綺麗に清掃される計画だ。さらには、広場の縁部には二階建てや三階建てのマーケットやレストランが設置されている他、簡単な屋根が設置された自由出店のマーケットスペースも用意されている。
計画住居は、ウルグアイ重工業で確立された効率的な建造技術を都市に応用した形で建設される予定だ。技術責任者はAIなどを活用した効率的な空調システムなどの設計もされていて、住み良い家を目指していると発言した。
交通機関については内務省は網のような公共交通機関を目指していると短く発言しています。都市計画関係者はこの発言は電車を中心としてバスや歩道を活用した多層的な公共交通機関を中心として、それに組み合わせるように自動車が使用できる都市を目指しているとのことです。この発言は公共交通機関を中心とした交通システムを中心部から郊外まで公共交通機関の密度を下げつつ配置されることを示していると考えられる。
一部市民からは追い出されるのではないかという声が聞かれますが、設計委員会は居住地ブロックを設定しておりブロック内に新設された住宅の中から選択して以前から住んでいた地域に住むことが可能です。
しかし、現時点から一部の専門家からは首都機能の強化による市民の声からの乖離や利権の関係が都市計画を左右する可能性を指摘されている。他にも、地方と首都の格差が出来る、という指摘もありますが、オルドーニェス大統領は首都を国による年にする一方で地方を企業や市民による自由都市にする構想を掲げており、国家構造構想自体の不安もみられます。
さまざまな意見を紹介してきましたが、このプロジェクトは非常に大規模でかつ国民からの期待も高く、オルドーニェス政権もオルドーニェス大統領本人が徹底的に法整備や予算整備、組織整理に力を入れるなど行政府も不断の努力を続けており今後の展望が期待されています。
ウルグアイ国営放送