概要
ウルグアイ南部に存在する大規模な河川における非合法組織や反政府勢力の取り締まりのために建造された河川砲艦。艦の大きさに比して大型砲を装備している。また、現代艦としては珍しく近距離戦闘を主眼として設計されている。
主要目
全長:
全幅:
主機関:
最大速力:
兵装
120mm砲×1基
6連装対空ミサイル「イースクード」近接防空システム×2基
15mm遠隔機銃×2基
10連装ロケット砲×2基
建造経緯
河川防衛に関して以前からマラカナン級コルベットが担当していた、しかし、マラカナン級は比較的喫水が浅い艦であったが河川を航行するにはあまりに大型であった。また、主武装もミサイルであり近接戦闘には向いていなく、そして運用コストも高価であった。その為、オルドーニェス政府代表はマラカナン級を代替し河川の防衛を果たせる艦として3号戦闘艦計画を進めるよう指示した。国防総省は、ウルグアイ重工に設計を依頼、ウルグアイ重工艦船部門設計部長ロイド・ジョージは、2ヶ月後に概要を完成させた。概要としては、現在ウルグアイにて輸送用として使われているc3型輸送船を再設計するという物であった。ウルグアイ国防総省はそれを承認し予算1000億円を確保、4隻建造するようにウルグアイ重工に打診し、ウルグアイ重工はこれを了承した。
装備
メーレン社2式120mm砲
国防陸軍の次世代装甲部隊整備計画の一環として開発された戦車砲。戦車との戦闘を見据えて本級にも装備された。本砲は2種類の砲撃プログラムが用意されており、基本本艦は自走砲のプログラムを使用して射撃する。
6連装対空ミサイル「イースクード」近接防空システム
上記の120mm砲と同じメーレン社が開発した打ちっ放し式の対空ミサイル。システムは、基本艦から独立しており、電源が切れない限りは、極端な例ではあるがレーダーが全て破壊されても稼働可能である。また、対空ミサイルと銘打っているが、搭載ミサイルを変更すれば、同社の対戦車ミサイルも発射可能である。
20mm多目的遠隔銃
バルボ社の開発した多目的遠隔銃座にメーレン社の20mm機関銃を搭載した製品。ドローンを撃墜するだけの俯角と追従性はある。
同型艦
1番艦ラプラタ
2番艦リヴィエール
3番艦フィウーメ
4番艦フルス
所属
マラカナン級に席を置き換える形で、第一河川防衛艦隊に全4隻所属。